黒死牟の最期や死亡理由を解説!炭治郎のお父さんとの関係や笛を最後まで持っていた理由も調査

黒死牟 最期

黒死牟が「鬼滅の刃」に登場する鬼のキャラクターです。

鬼の中でもトップクラスに強い上弦の壱ですが、彼もまた複雑な想いを抱いていたひとりでした。

今回は黒死牟について、最期や死亡した理由、炭治郎の父親との関係や笛を持っていた理由など、様々調査してみたいと思います。

アニメ未放送部分のネタバレ込みで解説しますので、原作未読の方はご注意を。

目次

黒死牟の最期をネタバレ解説!

黒死牟は鬼殺隊隊士との死闘の末に、化け物のような姿に変貌し、その事実に絶望して死亡してしまいます。

生や強さに執着するあまりにその容貌を化け物のように変えてしまった黒死牟ですが、もとは武家の出身。

化け物のような容姿になってまで負けを認めないことが醜いことであると、その時に気づくのです。

その途端に体が崩れはじめ、再生もできなくなり、やがて死亡してしまいました。

黒死牟の最期について考察

黒死牟の死亡シーンは何話?

黒死牟が死亡したのは、単行本20巻第178話です。

黒死牟の最終形態を紹介!

黒死牟は、柱や玄弥達の死に物狂いの攻撃により一度は首を落とされてしまいます。

ところが、勝利への執着から頭部の再生に成功し、日輪刀による首の切断という弱点を克服してしまいました。

しかしながら、額には角、口元には乱れた鋭い牙と、元の姿とは全く違っていたのです。

不死川実弥の刀に映り込んだ自身の姿は醜く、まさしく化け物の姿をしていました。

黒死牟は誰が倒した?

黒死牟との戦いには、悲鳴嶼行冥、時任無一郎、不死川実弥、不死川玄弥の4人で挑んでいます。

痣の出現した柱達は赫刀で対抗し、玄弥は鬼食いの能力で得た血鬼術などで援護した結果、悲鳴嶼と実弥の共闘により黒死牟の頭を落とすことに成功しました。

ところが、直後に黒死牟は首の切断という鬼の弱点を克服し、異形の姿で復活を遂げます。

勝利を確信した黒死牟でしたが、不死川実弥の刀に移る自身の醜さに絶望し、無一郎に刺された傷から崩れ去りました

黒死牟が最期に笛を持っていた理由は?

黒死牟は、戦国時代の武家に生まれた双子の兄である継国厳勝が鬼になったものです。

厳勝は双子として生まれました。

当時双子は不吉なものだとされていたため、弟である縁壱は冷遇され、衣服や食事など厳勝とは差をつけられて育てられましたが、厳勝は父の目を盗んで縁壱にたびたび会いに行きました。

七つになるまで話すことのなかった縁壱のために、笛を吹けば助けに来るからと、厳勝は手作りの笛を渡したのです。

兄よりも優れた剣の才能を持っていた縁壱でしたが、跡目争いを避けるため、母の死後すぐに家を出ていくことにします。

その際には、厳勝からもらった手作りの笛を大切に持っていました。

時を経て、二人は鬼と鬼狩りとして再会します。

鬼となった黒死牟とは違い、人である縁壱は老いさらばえていましたが、その動きは往年のままでした。

ところが人として年月を重ねていた縁壱はその瞬間に寿命を迎え、立ったまま絶命してしまいます。

そうして黒死牟は、勝ち逃げをしたかのような縁壱の死に様に怒り、遺体を切り刻んでいると、その懐から笛が転がり出てきました。

この時におそらく拾った縁壱の形見ともいえる笛を、黒死牟はずっと持っていたようです

作中で理由は明確に説明されてはいませんが、才能に溢れた縁壱を憎みながらも憧れる気持ちを捨てきれなかったのではないかと思います

https://twitter.com/tv26xq27/status/1262289608231936003

黒死牟の一生が切ない?その過去を解説!

黒死牟は双子の兄として生まれ、嫡男として優遇されながらも、弟の持つ剣の才を妬み焦がれ、その結果道を誤ることになりました。

不吉な双子として生まれたものの、厳勝は兄であったために嫡男として父に期待をかけられ、優遇されて育ちました

ところが、弟の縁壱は天才的な剣の才能を持っていたのです。

弟より優れていなければならないと思いながら研鑽を積んできた厳勝にとって、努力では叶いようもない才能を持っている縁壱は、その時から嫉妬の対象となりました

にもかかわらず縁壱はその才能を誇るどころか、剣術よりも童遊びの方が好ましいと思っている様子でした。

立場が逆転することを恐れていた厳勝ですが、縁壱の出奔により、回避。

その後は平凡な幸せを手にしますが、後に鬼狩りとなった縁壱と再会します。

縁壱の強さを目の当たりにした厳勝は、妻子を捨て鬼狩りとなる道を選びました。

しかしどれほど鍛錬を重ねても縁壱の日の呼吸を会得することはできず、そのうちに痣の発言により余命がわずかであることを知って絶望します

その折に偶然遭遇した無残により、厳勝は寿命のない鬼となることを選ぶのでした。

数年後、三度邂逅した縁壱は老いさらばえながらも全盛期と変わらぬ強さでしたが、打ち合いの最中寿命により絶命。

これにより黒死牟は縁壱に勝つことができなくなり、縁壱に勝ち逃げを許した形になってしまいました

また、鬼狩りの歴史の中で最も優れた剣士であった縁壱が死亡したことで、強さに執着する黒死牟は他の誰にも殺されるわけにはいかなくなったのです。

嫉妬や憎しみに溢れていながら、本人も気づかないところで縁壱への憧れに溢れた生涯でした。

黒死牟と炭治郎のお父さんの関係は?

黒死牟と炭治郎の父親に関係はありません。

黒死牟は関係はないのですが、双子の弟である縁壱は炭治郎の父親ではなく数代前の先祖と懇意にしていました。

炭治郎の先祖である炭吉は、縁壱が妻であるうたとかつて暮らしていた小屋で鬼に襲われていたところを、たまたま訪れた縁壱に助けられます。

その後、産気づいた炭吉の妻すやこのために産婆を呼びに行ったりと、炭吉にとっては恩人という立場ですが、縁壱にとってもうたやお腹にいた子供にしてやれなかったことをできたことで救いを得たのでした。

このことをきっかけに、炭吉は縁壱が心を許せる数少ない友人の一人となります。

炭吉たちに日の呼吸の型を披露し、耳飾りを餞別として渡したことで、日の呼吸はヒノカミ神楽として竈門家に伝わることになったのでした。

黒死牟と炭治郎は戦わない?

黒死牟と炭治郎の戦闘シーンはありません。

無限城では、主に4つの戦いに分けて描かれています。

  • 童磨 vs 胡蝶しのぶ、栗花落カナヲ、嘴平伊之助
  • 獪岳 vs 我妻善逸
  • 猗窩座 vs 竈門炭治郎、富岡義勇
  • 黒死牟 vs 時任無一郎、不死川玄弥、不死川実弥、悲鳴嶼行冥

これらの戦いの後、それぞれ無惨戦へと突入していますので、炭治郎と黒死牟の戦いはありませんでした。

「黒死牟 最期」を調べている人がよく思う質問

無一郎は最後どうなった?

黒死牟により、胴を真っ二つに斬られて死亡しました。

よりいちとこくしぼうの関係は?

黒死牟は、継国縁壱の双子の兄である継国厳勝が鬼になったものです。

鬼滅の刃で生き残るキャラは?

炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助の他、柱では富岡義勇と不死川実弥の二人、栗花落カナヲなどが生き残りました。

よりいちが鬼になった理由は何ですか?

縁壱は鬼になっていませんが、厳勝は痣が出現し余命わずかなことが明らかとなった際に生への執着から鬼になっています

まとめ

今回は黒死牟について、最期や死亡した理由、炭治郎の父親との関係や笛を持っていた理由など、様々調査してみました。

黒死牟は、日輪刀による首の切断という鬼の弱点を克服して見せましたが、その代償として化け物のように醜くなった自らの姿に絶望し、崩れるようにして死亡しました。

黒死牟は炭治郎の父親とは関係ありませんが、双子の弟である縁壱は炭治郎の先祖と懇意にしていました。

かつて縁壱に与えた笛を、縁壱の死後に回収して持っていたようですが、理由については作中で明らかにされていません

「鬼滅の刃」では兄弟間の物語が多くあるのですが、黒死牟と縁壱の物語も本当に辛いんですよね…。

現在制作中の無限城編では、黒死牟との死闘も描かれるものと思います。

二人の確執に加え、臨場感たっぷりの戦闘シーンにも期待が高まります!

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