まこらはすくなが調伏している?いつ?摩虎羅の死亡や呪術についても解説

まこら すくな

いよいよ残り少なくなってきた「呪術廻戦」ですが、よくわからない…と感じたところがあるという方、結構いるのではないでしょうか。

設定などが難解であったり、詳細が明らかにされていなかったりでよくわからない部分がままあります。

今回はその中でも魔虚羅について取り上げてみたいと思います。

魔虚羅と言えば、歴代十種影法術師の中でも調伏できたものがいないというほど強い式神。

この魔虚羅を宿儺がいつ調伏したのかということや、魔虚羅の死亡、能力など解説していきます。

アニメ未放送部分のネタバレを含む内容となっていますので、初見で楽しみたいという方はくれぐれもご注意を。

目次

まこらはすくなが調伏している?

宿儺vs魔虚羅を解説!

魔虚羅と宿儺の戦いが描かれたのは、単行本14巻117話~119話です。

敵対する呪詛師である重面春太の攻撃を受けた伏黒恵は、己の命を引き換えとした最後の手段として魔虚羅の調伏の儀式を開始します。

調伏の儀式とは複数人を対象にすることも可能で、術者の力量に関係なく開始できるもので、儀式の参加者が全員死亡するか、参加者によって式神が倒されることで終了となります。

基本的にはもちろん式神を調伏して使役できるようにすることを目的に行われるものですが、今回の場合は伏黒が重面を道連れにするという形の自爆技という扱いで使われました。

戦闘が始まって早々、伏黒は魔虚羅の攻撃を受け戦闘不能に。

そこへ魔虚羅の気配を察知した宿儺が駆け付け、伏黒を助けるために戦闘を開始します。

ちなみに、参加者は儀式中にどんな傷を負っても即死することはなく仮死状態で戦闘不能となり、儀式終了が決定した時点で死亡することになるそうです。

また、調伏の儀に関しては、儀式の参加者以外の者が乱入して式神を倒した場合、その調伏の儀自体がなかったことになるというルールがあります。

調伏の儀の終了条件である「式神が参加者全員を倒す」又は「参加者によって式神が倒される」という条件の両方を満たせないため、ノーカウントとなってしまうんですね。

つまり、伏黒を死なせたくない宿儺は乱入した異分子としての立場で魔虚羅を倒し、儀式自体をなかったことにしなければならなかったわけなんです。

宿儺は魔虚羅に見事勝利しましたが、その結果渋谷に甚大な被害を及ぼしました。

宿儺が摩虎羅を調伏したとすればいつ?

渋谷事変の戦いにおいて宿儺は魔虚羅に勝利していますが、ここで調伏されたわけではありません

この調伏の儀の対象者は、伏黒恵と重面春太のふたりだけ。

開始時点にその場にいなかった宿儺は参加者にはカウントされていません。

その後駆け付けた宿儺は、調伏の儀にとってはイレギュラーな存在。

前項でもご説明した通り、宿儺が魔虚羅を倒した時点で調伏の儀自体がなかったことになったのです。

ところが、単行本25巻第219話では、万との戦闘中に宿儺が魔虚羅を召喚していました。

この時に宿儺に襲い掛かる様子がなかったこと、宿儺と魔虚羅との戦いがなくいつの間にか魔虚羅が消えていたことなどから、既にこの時点では調伏が終わっていたものと思われます。

魔虚羅の調伏については作中では描かれていないのですが、宿儺が伏黒に受肉してから万との戦闘を始めるまでの間に調伏を済ませたと考えられるでしょう。

摩虎羅の死亡の噂や呪術を解説

摩虎羅は死亡した?

五条悟の虚式「茈」を受け魔虚羅の方陣が崩れていく様子が単行本25巻第235話に描かれていますが、魔虚羅自体がどうなったのかは明らかになってはいません

方陣が崩れた様子から消滅した可能性が高いと思われますが、他の式神に能力が引き継がれた可能性も考えられます。

まこらの呪術・能力は?

魔虚羅の持っている能力は、「あらゆる事象への適応」です。

一度食らった攻撃、または阻まれた防御に対する耐性を獲得し、より有効な攻撃ができるようになるというもの。

一度受けた攻撃に対して時間の経過により適応が完遂されますが、適応が終わった後も解析が続きさらなる適応が進むため、攻撃に対する耐性が上がっていき、攻撃が通りにくくなります。

また、受けたダメージに関しても、適応が終了した時点で全回復となります。

まこらの元ネタは?

魔虚羅の元ネタは、仏教の十二神将のひとり「摩虎羅大将(摩睺羅伽)」及び「十種神宝」の「八握剣」であると考察されています

英訳版で魔虚羅は「Mahoraga」と表記されていて、これは摩虎羅大将を指しています。

摩虎羅大将は人身蛇頭の姿をしているそうで、そういえば魔虚羅の頭部も蛇っぽいような感じですよね。

「十種神宝」とは「先代旧事本紀」にある霊力を宿した十種類の宝のことで、「八握剣」は邪悪を払い世を平定するとされる剣です。

これは魔虚羅の退魔の剣を思い起こさせますよね。

まこらはすくなより強い?強さを解説

魔虚羅の特筆すべき能力は、「あらゆる事象への適応」です。

つまり、1撃目は効いたとしても、攻撃を重ねるごとに魔虚羅は耐性を獲得しいつしか攻撃が効かなくなってしまいます

また、適応されるのが「技」と「攻撃手段」のどちらが選択されているのかがわからないという厄介さもあります。

事実、宿儺は領域展開をした際、魔虚羅に未使用の「捌」が有効である可能性を考えていましたが、それまでの攻撃「解」が技ではなく斬撃としての適応となっていたため、同じく斬撃である「捌」は魔虚羅にはあまり効きませんでした。

そのため、領域展開の必中効果ですら魔虚羅を倒すことはできませんでしたが、その後「開(フーガ)」によって魔虚羅を倒すことに成功しています。

「開(フーガ)」で適応前に魔虚羅を倒すことに成功しましたが、もし仮にここで時間がかかっていたとしたら、魔虚羅はさらに耐性を獲得して宿儺でさえも危うかったかもしれません

指15本分の宿儺に引けを取らない戦いをしたこと、宿儺の領域展開に耐え抜いたことなどを鑑みて、魔虚羅は宿儺と同程度の強さを持っていることがわかります。

「布瑠部由良由良八握剣異戒神将魔虚羅」とは?

「布瑠部由良由良」とは魔虚羅を召喚するための祓言葉、「八握剣異戒神将魔虚羅」とは魔虚羅の正式名称です。

「八握剣」とは、「先代旧事本紀」に記載のある「十種神宝」のひとつです。

「十種神宝」とは霊力を宿した十種類の神宝で、国家の隆盛も衰退も操作できるほどの力を持った神器なのだそう。

伏黒恵の術式である十種影法術で使役する式神には、この十種神宝の紋様がそれぞれ刻まれていることから、十種神宝を元ネタにしていると推測できます。

「十種祓詞」には、この十種神宝の由緒や効力、使い方などが記されています。

ざっくりまとめると、

天神御祖(あまつかみみおや)は饒速日命(にぎはやひのみこと)に「この神宝をもって天降り、病が流行した際にはこれを振って鳴らしながら一二三四五六七八九十と唱えなさい。そうすれば死者も生き返ります」と話して十種神宝を授けた

ということのようです。

「振って鳴らしながら一二三四五六七八九十と唱えなさい」という部分がいわゆる「布留の言」と呼ばれる祓詞で、「一二三四五六七八九十と唱へつつ、布瑠部、由良由良と布瑠部と伝承されているそう。

元ネタは死者蘇生の言霊だったんですね。

「まこら すくな」を調べている人がよく思う質問

宿儺はどうやって摩虎羅を倒した?

摩虎羅を倒すには初見の技で適応される前に倒すことが必要だったため、渋谷事変の際に宿儺は「フーガ」で一気に倒しています

宿儺を倒したのは誰ですか?

釘崎のアシストを受けた虎杖の猛攻により、伏黒から宿儺を引きはがすことに成功しました。

宿儺と摩虎羅の戦いは何話でしたか?

摩虎羅は117話で登場し、119話で宿儺に倒されています。

宿儺と戦った人は誰ですか?

五条悟、乙骨憂太、虎杖悠仁、鹿紫雲一、日車寛見、禪院真希、万などです。

まとめ

今回は最強の式神である魔虚羅について、宿儺による調伏がいつなのかということや、魔虚羅の死亡、能力など解説してみました。

宿儺が魔虚羅を調伏するシーンは描かれていませんが、伏黒恵に受肉して以降、万との戦いが始まるまでに調伏の儀を済ませたものと考えられます

魔虚羅は五条悟の虚式「茈」により消滅したのではないかと考えられていますが、作中では明らかにされていません

魔虚羅の能力は「あらゆる事象への適用」で、受けた攻撃や阻まれた防御に対する耐性を獲得し、戦闘時間が長くなるほど倒すことが難しくなります

アニメ二期では宿儺と魔虚羅の戦闘シーンが描かれましたが、印象に残っている方多いのではないでしょうか。

今まで誰も調伏したことがないと言われている魔虚羅を倒してしまった宿儺、やはり戦闘力の高さが違います。

個人的に、伏黒の受肉体で魔虚羅を調伏したということは、宿儺が消滅した後は伏黒が魔虚羅を使役できるようになっているのかどうかが気になるところです。

「呪術廻戦」の連載はもうすぐ終わってしまいますが、ぜひ最後まで楽しみましょうね。

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