テレビアニメもいよいよ終盤に差し掛かり、劇場版3部作の制作も発表されている「鬼滅の刃」。
鬼舞辻無惨と言えば、「鬼滅の刃」のラスボスですよね。
原作漫画は既に完結していますので無惨は無事倒されたわけですが、無惨という人物についてよくわからなかったと感じている方もいるかもしれません。
今回は鬼舞辻無惨について、最期の姿や最終決戦の様子、正体などについて解説してみたいと思います。
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— 鬼滅の刃公式 (@kimetsu_off) September 14, 2020
鬼の始祖との戦いが激しさを増す『鬼滅の刃』コミックス第22巻が10月2日(金)に発売します!
表紙には、新たな姿へと変化し、
圧倒的な力を鬼殺隊士たちへと見せつける鬼舞辻無惨が登場!
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鬼舞辻無惨の最後の姿は赤ちゃん?
鬼舞辻無惨は日光から身を護るために肉を鎧のように膨れさせ、赤ん坊のような姿に変容しています。
単行本23巻第199話で、鬼殺隊の激闘の末にようやく日の出の時間を迎え、無惨は窮地に陥ります。
日光は無惨の克服できなかった弱点で、鬼殺隊が無惨を倒すことのできる唯一の手段でした。
縮めばその分消滅も早くなると考えた無惨は、肉の鎧で全身を覆うことで肉体を守ろうとします。
この時の姿が、まるで人間の赤ん坊ような姿でした。
その後第201話のモノローグで、無惨は死産で生まれた後、荼毘に付されそうになりながらもなんとか産声を上げて生きながらえたと語っています。
最後にとった姿が、生への執着の起点である赤ん坊の姿であることに、因縁めいたものを感じますね。
社員が、出社即に俺帰るからこの契約書早く手続きしてくんない?って無理難題言ってきてめんどくさいなと思ってその社員の顔見たら、マジで無惨赤ちゃんと同じ顔してるくらいぼったり顔が腫れててマジで帰りな!?目見えてる!?ってなった(ほぼ見えてなかった) pic.twitter.com/mj1SJ6vpJm
— ゴルぢ (@cocacola_41) March 27, 2023
【鬼滅の刃】無惨戦はひどいと言われるのはなぜ?
無惨戦がひどいということについて調べてみましたが、詳細は不明です。
検索してみると、確かに「鬼滅の刃 無惨戦 ひどい」という検索ワードは出てくるのですが、実のところ内容としては「最終回がひどい」という内容がほとんどでした。
「最終回がひどい」と言われている理由としては、
- 唐突な現代編に戸惑った
- バッドエンド予定だったのに無理やりハッピーエンドにしたのではないかという説
- キャラクターのカップリングが最終回で続出した
- 未回収の伏線がある
などがあります。
ただ、これらは無惨戦とは完全に無関係なので、「無惨戦がひどい」ことの理由とはなっていません。
個人的には、「無惨戦がひどい」というのは展開が悲しすぎるという風な意味ではないかと想像します。
無惨戦の終盤では、最終形態となった無惨を太陽光で焼き殺し、それですべて終わったかに思われました。
ところが、死の淵にあってもなお自らの執着を捨てきれない無惨は、炭治郎を鬼化し、鬼狩りを滅ぼすという悲願を託すのです。
無惨との戦いでボロボロになった鬼殺隊の前で、炭治郎は太陽光も日輪刀も効かない「鬼の王」として目を覚まします。
作中で誰よりも何よりも優しく、過酷な運命の中で鬼と戦い人々を守ってきたのに、よりにもよって鬼になってしまう炭治郎。
鬼殺隊の面々は無惨との死闘の後で、余力はもうないのです。
こうした絶望的な状況に、この展開はひどいと感じた読者は多かったのではないでしょうか。
炭治郎が鬼化したのは第201話ですが、pixivでは「201話ショック」なんていうタグもあるほど。
もともと炭治郎が鬼化するのではないかという説は一部で囁かれていたようですが、のほほんと読んでいた筆者にとっては衝撃の展開でした。
【ネタバレ注意】
— aoi (@m_aoi_w) April 6, 2020
201話では多分炭治郎生き返るやろって思ってたけど、まさか無残の全血液注入されて鬼として復活するとか流石に想像できんかったわ笑
鬼滅の刃の新章幕開けワンチャンあるな笑
ってか、前話であれだけ涙流してた義勇が一瞬で炭治郎を殺す決断できるのは流石柱やなぁ#鬼滅の刃 pic.twitter.com/pmbTXaPUxP
鬼舞辻無惨は誰が倒した?
鬼舞辻無惨を肉体的に倒したのは鬼殺隊の連携、炭治郎の中にしぶとく根を下ろした鬼舞辻無惨の意識を消滅させたのは炭治郎自身です。
赤ん坊の最終形態となった鬼舞辻無惨は、鬼殺隊の死を顧みない連携により陽光の元で焼き殺されました。
その後、無惨は死を迎えますが、悲願を鬼化した炭治郎に託します。
炭治郎の精神世界で、無惨は戻ろうとする炭治郎に自らの要求を呑むよう命令したり、精神攻撃をしたり、最終的には懇願したりしますが、炭治郎は無惨の言いなりにはならず、呼び戻してくれる優しい仲間たちの手により戻ってくることができました。
その結果、無惨は完全に消滅しています。
鬼滅本誌 無惨は最期まで救いようの無いクズだったなあ。炭治郎くんの事クズ呼ばわりしてたけど、これブーメラン発言だよね?無惨の最期が若干「蜘蛛の糸」っぽい感じがした。今度こそ、戦いが終わるようで何よりでございますm(_ _)m pic.twitter.com/IPvF3ZvzIq
— タツヤ77 (@tanuki6177) April 27, 2020
鬼舞辻無惨の正体は?
鬼舞辻無惨は産屋敷家の元となる一族に生まれた平安時代の人物で、鬼の始祖であり首領です。
単行本16巻第137巻では、無惨が産屋敷家と同じ血筋であることが明らかにされています。
無惨は平安時代の貴族階級の生まれでした。
体が弱かったために二十才になるまでに死んでしまうとされていましたが、無惨を治そうと努力する医師の作った新しい薬がもとで鬼となってしまいます。
それ以来、日光を克服することを目的として、青い彼岸花を探すとともに日光を克服する鬼の誕生を待ち続けていました。
鬼舞辻無惨には妻が5人いた?
鬼舞辻無惨には平安時代に妻が5人いたことが、公式ファンブックで明らかになっています。
無惨が人間だった頃から鬼になってしばらくの間(平安時代)は、共感能力が低く負の感情を読むことに長けていたこともあり毒舌が酷く、5人娶った妻をみんな自殺に追い込んでいます。
ちなみに、浅草で炭治郎が無惨と遭遇したときに妻子を連れていましたが、これは無惨が人間社会に溶け込むための隠れ蓑であり、夫を殺して成り代わったか再婚したかのどちらかだと考えられています。
そのため、子供は、無惨の子供ではないものと思われます。
「鬼舞辻無惨 最後」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は鬼舞辻無惨について、最期の姿や最終決戦の様子、正体などについて解説してみました。
鬼舞辻無惨は鬼殺隊に追い詰められ、最終的には日光から身を護るために肉を鎧のようにして赤ん坊を思わせる姿になりました。
太陽光に焼かれ倒されたものの、炭治郎を鬼化して自らの悲願をかなえようとしますが、精神世界で炭治郎に見放され、完全に消滅しました。
無惨は平安時代に産屋敷家の元となる家に生まれた人物で、生来の虚弱体質故に長く生きられないとされており、その治療の際に使った薬が元で鬼になってしまいました。
最終的にはハッピーエンドを迎えた「鬼滅の刃」ですが、劇場版3部作の制作が進んでいるようです。
3部作がどこまでの映像化になるのかわかりませんが、ここからはとにかく戦闘シーンが多くなりますので、映画館の大きなスクリーンで見ると迫力が感じられそうですね。
楽しみに待ちたいと思います。
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