宿儺の指の残りはどこ?指を食べる理由は?指の傷や指になったいきさつも解説

当ページのリンクには広告が含まれています。

「宿儺の指」とは、「呪術廻戦」の物語の中に登場する特級呪物です。

物語の始まるきっかけとなったのも、宿儺の指でしたね。

作中では何度か登場するのですが、何本まで出てきたのかわからなくなっている読者の方もいるのではないでしょうか。

今回は宿儺の指について、残りや食べる理由、傷や指が呪物になったいきさつなど解説してみたいと思います。

最終回までのネタバレを含む内容となっていますので、ネタバレNGの方はくれぐれもご注意くださいね。

目次

宿儺の指の残りはどこ?

宿儺の指の最期の1本は、五条悟により隠されていました

宿儺の指は、宿儺に19本が取り込まれており、最後の一本だけが見つからない状態でした。

実はこの最後の一本は、五条により隠されていたのです。

そもそも虎杖悠仁は宿儺の受肉体として、全ての指を取り込んだ後死刑となる予定でした。

逆に言えば、取り込めていない指がある時点では、虎杖の死刑は遂行されないということになります。

おそらく五条は虎杖の死刑を実行させないために、あえて宿儺の指一本を隠していたものと思われます。

宿儺の指のいきさつ

宿儺の指とは?

「宿儺の指」とは、作中に登場する特級呪物のひとつです。

呪いの王両面宿儺の死後に呪物となり、屍蝋と化した指で、20本あります。

ちなみに両面宿儺は腕が4本ありましたので、全て手の指となっています。

現代最強の五条悟ですら破壊することができず、これまでの呪術師は封印を施すので精いっぱいだったとか。

宿儺はなぜ指になった?

宿儺は、羂索と何らかの契約を結ぶことで呪物となったとされています。

ただ、契約した理由や経緯など、詳しいことは作中でも触れられていませんので、謎のままとなっています。

呪術廻戦で宿儺の指を食べる理由は?

そもそも虎杖が最初に宿儺の指を食べたのは、呪霊が食って呪力を得るために宿儺の指を狙っていると説明を受けたため、口にすれば自分も呪力を得られるのではと考えたからでした。

宿儺は呪いの王で、宿儺の指は特級呪物、普通の人間が同じことをすれば即死してしまうほどの毒になるはずですが、虎杖は千年に一人の逸材だったため、宿儺を受肉させてしまうという結果になったのです。

結果、虎杖はすべての宿儺の指を食べた上で処刑されることになり、そのため宿儺の指を集めて取り込むために食べています

宿儺の指の傷は何を意味している?

単行本24巻第216話で、伏黒恵の肉体に受肉した宿儺が指先に傷があることに気づくシーンがあります。

これに関しては詳しい説明がないため本当のところはわからないのですが、読者が様々な考察を繰り広げていました。

中でも有力なのが「伏黒抵抗説」です。

虎杖とは違い伏黒は宿儺を抑えておくことができず、宿儺は外に出っぱなしなのですが、内側に存在する伏黒が抵抗しているために傷ができたのではないかというのです。

この傷を確認した後、宿儺は͡コガネに伏黒津美紀の居場所を尋ねています。

姉である津美紀を伏黒の体を使って殺し、絶望を与えることでより深くへ伏黒の魂を沈めてしまおうと宿儺は考えたと思われます。

事実、その後宿儺は津美紀を受肉していた万ごと殺し、伏黒はすっかり生きる意志を失ってしまっています。

宿儺の指における時系列と詳細

取り込まれた宿儺の指を時系列でまとめてみたいと思います。

1本目~6本目

1本目~6本目については、以下の表にまとめました。

本数経緯
1本目羂索により、宿儺の器として生み出された虎杖の肉体の強度を担保するために
最初から虎杖の肉体に封印されていた
2本目虎杖の通っていた高校の百葉箱に入っていた。
呪霊を祓うために虎杖が取り込んだため、宿儺が受肉。
3本目虎杖が高専に確保され、高専保管分の指を1本五条が取り込ませる。
4本目少年院に発生した特級呪霊が持っていた分を宿儺が捕食。
5本目八十八橋の呪霊から伏黒が回収した指を宿儺が捕食。
6本目渋谷事変で呪詛師であるミミナナが持っていた1本を、瀕死の虎杖に取り込ませる。

7本目~16本目

7本目から16本目までの10本については、渋谷事変にて漏瑚が偽夏油(羂索)から受け取り、ミミナナの後にまとめて取り込ませています

一度に11本という大量の指を取り込んだことで宿儺が覚醒。

ミミナナは瞬殺、漏瑚も善戦しますが、宿儺には敵いませんでした。

ちなみにミミナナは他にも指を所持していた様子で、取引材料にしようとしていましたが、死んでしまったためその所在についてはわからなくなっています。

17本目~19本目

17本目から19本目までの3本については、単行本25巻第222話で裏梅が宿儺に献上しています。

裏梅は指を探していたようですので、ミミナナの持っていた指もここに含まれるのかもしれません。

宿儺の指20本眼目

20本目については、第266話で螺旋階段のある建物の奥底にあるシーンが描かれ、続く第267話ではこの指を使って復活した釘崎野薔薇が共鳴りを繰り出す熱い展開が繰り広げられました。

これは五条が隠していた1本と見られ、宿儺の手には渡らなかったため、宿儺が取り込んだ指は全部で19本だったということになります。

宿儺の指は21本ある?

宿儺の指は20本しかありません。

第2話で五条が全部で20本と明言しています。

21本あるという噂についてはよくわからないのですが、考えられるのはもともと羂索により虎杖に封印されていた1本目の存在が元で誤解されている可能性です。

第222話で裏梅は宿儺に指を献上する際に、「最後の一本を見つけられなかった」と発言しています。

この時点で作中では宿儺は15本を取り込んでおり、本数をカウントしていた読者は最後の一本を除く残り、つまり裏梅は4本を献上したものと考えたのでしょう。

しかしながら裏梅が指を献上するシーンでは、3本しか描かれていないのです。

その後、虎杖にもともと封印されていた1本目の存在が明らかにされたのですが、宿儺と裏梅はこの事実を既に知っていました。

つまり、この時点で19本取り込んでいることになるのですが、それを知らない読者にしてみれば、ここで20本揃ったかのように誤解してしまうのです。

さらにその後、五条の隠していた最後の一本が登場し、指が全部で21本あるというように誤解が広がったと考えられます。

宿儺の指「最後の一本」乙骨が食べた?

宿儺の指の最後の一本を、乙骨は食べていません

乙骨は、対象の肉体の一部をリカが捕食することでその能力をコピーするという「模倣」という術式を持っています。

第250話で、乙骨は宿儺に対し、宿儺の術式である「捌」で傷をつけています。

さらに乙骨は宿儺が最後の一本を見つけられなかったことに言及し、あたかも乙骨が宿儺の指を取り込んだかのような言動をしているのですが、これらはすべて釘崎の攻撃のためのブラフ。

乙骨は、宿儺の術式が刻まれた虎杖の薬指を使うことで宿儺の術式をコピーしていたのです。

虎杖は指がない?なぜなくなった?

虎杖は左手の薬指と小指を欠損しています。

小指は、宿儺が伏黒に受肉する際に斬り落とし、伏黒に食べさせています。

薬指については、前項で述べた乙骨の「模倣」に使うために切断し、リカが取り込んだと思われます。

ちなみに虎杖は薬指の欠損を隠すために、呪具を左手に着けて戦っていました。

「宿儺 指 残り」を調べている人がよく思う質問

渋谷事変で宿儺の指は何本残っていますか?

渋谷事変開始時点では全部で15本残っていましたが、ミミナナ、漏瑚が虎杖に合わせて11本取り込ませたため、渋谷事変終了時には残りは4本となりました。

虎杖が宿儺の指を食べた理由は?

呪霊に対抗する呪力を得るために、呪霊がするように食べました。

宿儺はどうやって伏黒に受肉したのですか?

自らの指を取り込んだ虎杖の指を千切って、それを伏黒に食わせることで伏黒に受肉しました。

宿儺の指の最後の一本は何ですか?

五条が虎杖の死刑を実質的にないものとするために隠していた1本だと思われます。

まとめ

今回は宿儺の指について、残りや食べる理由、傷や指が呪物になったいきさつなど解説してみました。

宿儺の指は、19本が宿儺に取り込まれ、五条の隠していた最後の1本は釘崎の共鳴りに使用されました。

宿儺の受肉体となった虎杖は、全ての指を取り込んでからの死刑が決まっており、そのため見つけた宿儺の指を食べて取り込んでいました

伏黒に受肉した宿儺の指に傷ができていた件に関しては諸説ありますが、伏黒の抵抗によるものと考えるのが自然です。

宿儺は羂索と契約を交わし、死後呪物となっています。

「呪術廻戦」は伏線の張り方がすごいんですよね。

宿儺の指についても様々な伏線が張られていて、驚きの展開が多数ありました。

気になった方はぜひ、隅々まで読み返してみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次