九十九由基は、「呪術廻戦」の作中で高い実力を持つ特級呪術師のうちの一人です。
テレビアニメでも少し出番はありましたが、本格的な登場は死滅回遊以後となります。
今回は九十九由基について、術式や強さ、式神や死亡シーンなど様々解説してみたいと思います。
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.35
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) February 2, 2022
九十九 由基
【特級呪術師】
【趣味・特技:バイク】
【ストレス:任務】 pic.twitter.com/XTokCkeknz
九十九由基の術式は?
九十九由基の術式
九十九由基の術式は、自分自身に仮想の質量を付与する「星の怒り(ボンバイエ)」です。
呪術廻戦もぶっ飛んでるな
— take1181 (@take1181) November 28, 2022
星の怒り=ボンバイエ
猪木だったか pic.twitter.com/YlQn62x7yv
九十九由基の術式をわかりやすく解説
自分自身に仮想の質量を付与することで、攻撃の威力を上げるというもの。
例えば通常の打撃でも、質量を付与することによってその威力は何倍にもなります。
自身の肉体以外には、「凰輪(ガルダ)」という式神にのみ質量を付与することができ、ボール状になったガルダを蹴り出して攻撃するなどといったことが可能です。
ただ、付与する質量というのはあくまで仮想のものであり、一定の密度に達するまでは、その影響を九十九本人が受けることはありません。
つまり、質量の付与により体が重いといったことや、速度が落ちるというようなことはないということですね。
その半面、肉体自体に変化が起きるわけではない、つまり肉体自体の強化ができるわけではないので、防御に関しては当てにできないことになります。
九十九由基のプロフィール
九十九由基の読み方
「つくもゆき」と読みます。
九十九由基と九十九由紀どっち?
正しくは「九十九由基」です。
ネット上でも、おそらくは誤変換の「由紀」での記載が複数見られます。
九十九由基とは?
九十九由基は、日本に4人しかいないとされている特級呪術師のうちの一人です。
小学生時代の東堂葵をスカウトして呪術師に仕立てた人物であり、東堂と同様に初対面の人物には異性のタイプを尋ねるようです。
高専に所属しておらず、海外を放浪しながら研究を行っているそう。
ちなみに元星漿体で、天元とも面識があるようでしたが、同化しなかった経緯など詳しいことについては明らかになっていません。
九十九由基の式神は?
九十九由基は、「凰輪(ガルダ)」という式神を連れています。
九十九が自分以外に術式対象とすることができる唯一の存在で、式神と言っても呪具のようなもの。
ボール状になった所を九十九が蹴り出して攻撃したり、敵に巻き付いて拘束したりということができます。
九十九の式神の名は「凰輪(ガルダ)」か
— 樹木@冬コミ【日曜東g21a】 (@theos_Isvara) November 27, 2022
元はインド神話において維持神ヴィシュヌの乗り物とされる神鳥にして、インドラ(帝釈天)すら凌駕する力を誇るガルーダ。
仏教では煩悩の象徴たる竜を喰らう迦楼羅天となり、その炎は不動明王の背後にも描かれる。
天狗の源流でもあるわね。#呪術本誌 pic.twitter.com/3V5vSkBNwK
九十九由基の目的は?
九十九由基は、発生してしまった呪いを払う「対症療法」ではなく、原因そのものを失くして呪霊の生まれない世界を作ることを目指しています。
呪霊は非術師から漏れ出す呪力が堆積することにより発生することから、全人類から呪力を失くしてしまう(呪力からの脱却)もしくは全人類が呪力のコントロールをできるようにする(全人類の術師化)という2パターンを想定していました。
当初は呪力からの脱却をメインプランとして、天与呪縛などを対象に研究をしていたようですが、貴重なサンプルである禪院甚爾の死により断念。
玉折編では、全人類の術師化に舵を切っていたようでした。
ところが、渋谷事変では再度呪力からの脱却にプランを変更しています。
九十九由基のエピソード
九十九由基は戦犯と呼ばれることがあります。
玉折編で、呪術師と非術師の狭間で葛藤する夏油傑にかけた言葉が、夏油の闇落ちの一因となったという理由です。
九十九は、呪霊の生まれない世界を作るという目的のための手段として、非術師の皆殺しという物騒な提案をした夏油を否定せず、むしろ肯定したのです。
とはいえ、そのすぐ後に「私はそれほどイカレていない」と言っていますので、もちろん現実的な案だとは考えていません。
ただ、非術師を見下す自分とそれを否定する自分のどちらをとるのかということをこれから選ぶんだと言われた夏油は、呪詛師への道を選んでしまうのです。
もちろん、夏油の闇落ちが九十九一人のせいというわけではなく、他にも様々な要因があってのことでした。
悟が最強へと
— ドルドルミドル (@kabigon1999) August 3, 2023
傑がゴールを見失い闇落ち
九十九の言葉って結構
山落ちに拍車を掛けてた気がする#呪術2期 #夏油傑#九十九由基 pic.twitter.com/MTbaBqre4K
九十九由基はかわいい?
九十九由基は外見、性格などかわいいという意見があるようです。
九十九は背が高くスタイルの良い美人。
表情が豊かでかわいいんですよね。
容姿も優れているのですが、陽キャっぽいところやボケキャラっぽいところなどがかわいいとウケているようです。
https://twitter.com/azu22506242/status/1351182625067708420九十九由基は弱い?
九十九由基は弱いと言われることがあります。
九十九は日本に4人しかいないとされる特級呪術師の1人です。
特級呪術師の定義とは、一人で国家の転覆が可能なレベルの強さを持っていること。
九十九は仮想の質量を自らに付与する術式を持っており、その術式を利用した技でブラックホールを創り出すことができます。
このブラックホールは九十九の意思により加減ができるようですが、下手をすれば地球さえ破壊してしまうほどの威力を有しており、これは間違いなく特級呪術師の定義と合致するため、九十九の強さが証明されます。
だた、作中での九十九の主な戦闘は実は羂索戦だけで、その羂索戦でも敗れてしまったために、弱いのではという声が上がっているようです。
然しながら、羂索は虎杖香織の術式だった「反重力機構」を所持しており、これが重力を要とするブラックホールに対しては極めて有効な手段だったことが決め手となりました。
個人的には、相性が悪かったのではないかなと感じます。
九十九由基の死亡シーンは?
九十九由基は羂索との戦いの中で、自らの術式を利用したブラックホールを生み出して自爆しました。
九十九は羂索相手に善戦するも、羂索の攻撃により致命的な負傷を負ってしまいます。
そこで九十九は、最期の力を振り絞ってブラックホールを創り出したのです。
九十九に付与される仮想の質量はある程度の密度までは影響を及ぼしませんが、それを超えて質量を付与することでブラックホールを創り出すのです。
九十九自身をも巻き込む最強の自爆技でしたが、羂索は「反重力機構」を用いてしのぎ、生き残りました。
虚式・茈って仮想の質量を押し出すんだよね?
— 朱色 (@name_akairo) September 29, 2023
九十九由基が質量の密度を上げてブラックホール作ったけど、無制限の虚式・茈をめっちゃ小さく作ったら同じようにブラックホール作れるんじゃないの?
九十九由基の突き詰めればのあとの言葉が「全て同じものだ!」だと仮定したら pic.twitter.com/Za5pJ8ILil
「九十九由紀 術式」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は九十九由基について、術式や強さ、式神や死亡シーンなど様々解説してみました。
九十九由基は、仮想の質量を自ら及び式神のガルダに付与することができる術式を持っています。
術式を利用してブラックホールを創り出すなど、強力な攻撃を可能とすることからも非常に強い呪術師ですが、初戦となる羂索との戦いで敗れてしまったことなどから、弱いのではという意見もあるようです。
「凰輪(ガルダ)」という式神を連れており、これを呪具のように使って攻撃や拘束などすることがあります。
羂索により致命的なダメージを与えられた後、最後の力を振り絞ってブラックホールを創り出し、自爆しました。
九十九はかっこいいお姉さんキャラで、人気もありますよね。
羂索との戦いで脹相と共闘するシーン、アニメで見られることを今から楽しみにしています!
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