『あたしンち』は読売新聞の日曜版で連載されていた日常系コメディ漫画です。
読売新聞はとっていなかった方でも、アニメで目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
ゆるっとした作画でのんびりした家族の日常を描いた漫画ですが、実は母死亡説などがあるのだそう。
今回は『あたしンち』について、母の死亡説、最終回が怖いという噂、トラウマ回について調査しています。
気になっていたという方、ぜひ疑問を解消していってくださいね。
『あたしンち』の母は死亡した?
結論から言うと、『あたしンち』の母は死亡していません。
読売新聞日曜版での『あたしンち』は、2012年3月11日で最終回を迎えていますが、その後2019年12月からAERAにて連載が再開されています。
AERA版にも母は登場していますので、死亡説は事実ではありません。
https://twitter.com/atashinchi_new/status/1809601081133166714『あたしンち』母の死亡説の噂について調査!
『あたしンち』母の死亡説とは?
『あたしンち』は2012年3月11日に読売新聞日曜版の連載が最終回を迎えました。
その後、母の死亡説が噂されるようになっていますので、この最終回の展開がいつもと違っていたためと考えられます。
母死亡の噂の理由は最終回の母の行動が異様だったから?
『あたしンち』の最終回では、母が空を飛ぶという驚きの展開が繰り広げられています。
『あたしンち』は日常系漫画で、普段はファンタジーの要素などありませんでした。
そのため、最終回のこの展開があまりに浮いていて、シュールであると物議を醸したのです。
死亡した人間の魂が天に召されるというイメージから、母が空を飛んでいるのは死亡したことを暗示しているのではないかとも囁かれました。
『あたしンち』噂の最終回は漫画で読める?
『あたしンち』で噂になった最終回は、単行本21巻に収録されています。
『あたしンち』最終回が怖い⁉その内容とは?
『あたしンち』最終回のあらすじ
『あたしンち』の最終回の流れは、以下のようになっています。
校庭でバレーをしていたみかんたちが、空を見上げて驚いた表情を浮かべています。
ユズヒコや、今まで登場してきたキャラクター達も、同様に空を見上げて驚いている様子。
なんと、みんなの視線の先では母がエプロンをマント代わりにして空を飛んでいたのです!
母はそのまま窓から家の中に入り、何事もなかったかのようにエプロンをつけなおします。
そして、「今日は遠い方のスーパーが特売日だったのよ」と得意げに話します。
「いつから飛べるようになったんだ、お前は」という父のツッコミで物語は締めくくられています。
アニメ邪神ちゃん最終回は実質あたしンち最終回だよねと言う話をした pic.twitter.com/C3wZPZP6EC
— Победоносцев (@anna___mann) October 11, 2018
最終回の噂のシーンは?
『あたしンち』の最終回について、けらえいこ先生は2022年のインタビューで以下のように語っていらっしゃいます。
私としても、ふつうの日常エピソードで終わらせたかったんですけど、「17年間の有終の美を飾る」エピソードが浮かびませんでした。日常の話でそういうのを描くのは、すごいパワーが要るんですけど、その時はそこまでの体力がなかった。
『あたしンち』の母は“毒親”なのか? 作者が感じる時代の変化と、令和の新作に込めた想い「日常は得がたい“宝”」 | ORICON NEWS
その結果ミュージカル風の終わり方にしたそうで、けらえいこ先生は最終回の展開を気に入っておられる様子。
ただ、読者の反応は予想外だったようで、一部でファンがざわついたことを知ってびっくりされたそうです。
『あたしンち』最終回と震災の関連とは?
東日本大震災があったのは2011年3月11日でした。
けらえいこ先生は『あたしンち』の連載終了について様々な理由を語っておられますが、その中で東日本大震災のショックが拭えず連載を続けていくのが難しくなったという理由も挙げられています。
また、東日本大震災からちょうど1年というタイミングで最終回が掲載されたため、
- 遠くのスーパーへ飛んでいく=孤立地域に飛んでいく=ボランティアの暗示?
- 漫画の中に書かれていたお別れを告げる歌の歌詞に、「未来へこぎ出そう」「元気でいれば きっとまた会える」と言った励ますような内容が含まれている
ということを根拠に、復興応援の意味合いが込められていたのではないかと推測されています。
『あたしンち』のトラウマ回とは?
『あたしンち』の最終回の展開があまりにもいつもと違っていて異様さを感じた読者から、トラウマ回と言われているようです。
『あたしンち』は日常系コメディなので、確かに婉曲に死を想起させるようなこの展開は少し怖いと感じてしまう読者もいそうですね。
『あたしンち』母の死亡説・最終回が怖いの真相まとめ
ここまでご説明した情報をまとめてみます。
『あたしンち』の母は死亡説がありましたが、死亡していません。
最終回ではそれまでの日常系コメディと違ったファンタジー要素のあるミュージカル的な展開だったため、それがシュールであると捉えられ、母の死亡説につながりました。
婉曲に死を想起させるような描写により母が死亡したのではと考えた読者から、最終回が怖いとの感想が出ているようです。
あたしンち 母 死亡を調べている人によくある質問
あたしンちで母が死亡したのは何話?
「あたしンち」では母は死亡していません。
あたしンちの最終回は何話?
760話です。
あたしンちの母の体重は?
体重は不明です。
あたしンちで母がダイエットしたのは何話?
23話です。
まとめ
今回は、『あたしンち』について、母死亡説や最終回、トラウマ回について調査しています。
『あたしンち』の母は死亡しておらず、2019年に再開された連載にも登場しています。
最終回は、普段とは違った展開がシュールであると言われ、死を想起させるような描写のように受け止められたことから、母死亡説が浮上しました。
最終回の展開の異様さが怖いと言われ、トラウマ回とされています。
AERAではまだ連載中で、連載再開後の単行本も『あたしンちSUPER』として現在まで3巻が発売されています。
以前と変わらないタチバナ家の面々が見られますので、元気な母を見て安心したい!という方は、『あたしンちSUPER』もチェックしてみてください。
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