不死川兄弟の死亡は何巻何話?涙腺崩壊の仲直りやなぜ仲悪いか過去についても解説

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劇場版として無限城編3部作の制作が決定している「鬼滅の刃」。

「鬼滅の刃」と言えば、涙なしでは読めないエピソードが本当にたくさんあるのですが、中でも印象的なエピソードのひとつが不死川兄弟です。

兄弟でありながら仲の悪い二人ですが、背景や彼らの想いが明らかにされていく過程は涙腺崩壊必至。

今回は、そんな不死川兄弟の様々なことについて調査してみました。

映像化されていない部分のネタバレを含みますので、無限城編を楽しみにしているという方はご注意の上読んでくださいね。

目次

不死川兄弟の死亡は何巻何話?

不死川兄弟の死亡シーンは何巻の何話?

単行本21巻第179話で、不死川玄弥の死亡シーンが描かれています。

上弦の壱の鬼である黒死牟との戦いで、不死川玄弥は兄である実弥をはじめ時透無一郎、悲鳴嶼行冥と共闘。

鬼食いの過程で得た血鬼術などで柱である彼らを助けて戦いましたが、致命傷を負ってしまいます。

黒死牟には辛くも勝利することができましたが、鬼の再生能力をも上回る損傷を負い、血鬼術の取得によりかかった負担により玄弥の肉体は崩壊をはじめます。

取り乱す実弥の目の前で、彼への想いを打ち明け、玄弥は塵となって消えてしまいました。

不死川玄弥の死亡理由は?

玄弥は、鬼の血肉を摂取して一時的に鬼の能力を得ることができる特異体質の持ち主でした。

剣の才に恵まれず、呼吸を使えないというハンデを抱えていたものの、玄弥は鬼食いをすることによって自身の能力を底上げし、戦闘に活かしてきました。

ですが、黒死牟との戦いは苛烈を極め、対抗するために黒死牟の刀を食べたことにより血鬼術を会得した際の大きな負荷、またその後の肉体を両断されるような大怪我により出血量が多くなったことで、鬼の再生能力も消えてしまい、肉体がもたなかったのです。

そのため、玄弥はまるで鬼のように、肉体が崩壊し、塵になって消えてしまいました。

不死川実弥(不死川さねみ)は死亡した?理由は?

不死川実弥は最後まで死亡していません。

黒死牟との戦いの後、無惨との戦いでも活躍を見せ、右手の人差し指と中指の欠損し、他にも怪我は負ったものの、最終回まで生存しています。

不死川兄弟の最後が涙腺崩壊?

仲の悪い不死川兄弟でしたが、玄弥の死に際して和解することができました

過去にした失言から兄に嫌われていると思っていた玄弥でしたが、本当はそんなこともなく、実弥はただただ唯一の肉親となってしまった玄弥のことを本当に大切に思っていました。

実弥は玄弥の幸せを守るために柱にまで上り詰めた人物で、ぶっきらぼうで誤解されやすい性格でありながら、心根は非常に優しく、家族愛の強い人物。

お互いがお互いを大切に思っていましたが、不幸なすれ違いが決定的となっていまい、長年の溝となっていたのです。

それが解消されたのが玄弥の死の間際だったことで、読者の涙を誘いました

不死川兄弟の過去を解説!

不死川兄弟の鬼化はいつから?

不死川実弥は鬼化していません。

鬼化していたのは、鬼食いに耐えうる特殊体質を持つ弟の玄弥のみです。

いつから玄弥は鬼化していたのかということに対して、物語の中では明確にされていません。

ですが、最終選別に受かって以降、呼吸を使えず剣の才がないと明らかになってからなのではないかと考えられます

炭治郎が初めて鬼化した玄弥を目にしたのは単行本13巻第113話。

さらに、単行本7巻第53話では怪我による療養のため胡蝶屋敷にいた炭治郎が、廊下で玄弥とすれ違った際、体格が大きく変化していること、また妙な匂いを感じる描写がありますので、この時点では玄弥は鬼食いをしていたのでしょう。

のちに玄弥は鬼食いの副作用を心配した師である悲鳴嶼行冥に言われて、胡蝶に体の状態を見てもらっていることを明らかにしています。

不死川兄弟はなぜ仲悪い?

不死川兄弟の父親は幼い頃に亡くなり、母親が女手一つで二人を含めた兄弟姉妹を育てていました。

ある日、弟妹達と母親の帰りを待っていた玄弥は鬼の襲撃を受けます。

実弥は果敢にも鬼に立ち向かい、玄弥に逃げるように言いますが、弟妹達は大きなけがを負っていました。

弟妹達のために医者を呼ぶべく外に出た玄弥は、実弥が母の遺体の前で血まみれになり立ち尽くしている姿を目撃します。

取り乱した玄弥は事情も知らず、実弥を人殺しと罵りました

ところが、自宅を襲撃し自分たちに襲い掛かった鬼の正体は母であり、実弥は弟妹を守るために手にかけたものが母親だということを後で知ったのです。

このことがきっかけとなり、不死川兄弟は絶縁状態になってしまいました。

不死川兄弟は仲直りした?

不死川兄弟は、黒死牟との戦いの中でお互いの想いを知り、和解をしています。

玄弥は実弥を人殺しと罵ったことをずっと気に病んでおり、柱になって兄に会うために鬼殺隊に入りました。

ですが、実弥はそんなことを気にしてはおらず、ただただ唯一の肉親となってしまった玄弥の幸せを願い、刀を振るい続けていたのです。

玄弥の鬼食いが判明した際の怒り様も、玄弥を心配するあまりだったということがよくわかります。

そうした兄の気持ちを知り、最期には自分の気持ちを伝えて心残りを解消した形で、実弥の腕の中で玄弥は消滅することになりました。

「不死川兄弟 死亡」を調べている人がよく思う質問

不死川実弥の弟が鬼になった理由は何ですか?

呼吸が使えず剣の才がなかったこと、鬼の血肉を食らっても異常をきたさない特異体質だったためです。

不死川実弥と玄弥の関係は?

お互いを唯一の肉親として大切に思いあっていましたが、不幸なすれ違いがあり、兄弟仲が悪化していました。

鬼滅の刃の玄弥はなぜ鬼になったのですか?

呼吸が使えないハンデを抱えた戦いの中で、自らの特異体質を活かして鬼の能力を自らの力にすることで鬼に対抗するためです。

不死川兄弟の過去が描かれたのは何話?

単行本13巻第115話で、不死川兄弟の過去が描かれています。

まとめ

今回は、不死川兄弟の様々なことについて調査してみました。

不死川玄弥の死亡シーンは単行本21巻第179話不死川実弥は最後まで生存していたため、死亡シーンはありません。

不死川兄弟は、鬼になってしまった母に襲われた際の不幸なすれ違いをきっかけに絶縁状態に陥っていましたが、唯一の肉親となったお互いを常に大切に思っていました。

黒死牟との戦いの中で、玄弥が実弥の想いを知り、また自身の気持ちを最期に伝えて死亡するシーンは、涙腺崩壊必至の名シーンとなっています。

「鬼滅の刃」の感動エピソードについて話し始めるとキリがないのですが、不死川兄弟のエピソードもその一つですよね。

無限城編ではおそらく黒死牟との戦いの様子も映像化されることと思われますので、あのシーンに色がついて声がついて動くと思っただけで、正直今から泣きそうです。

映画館に行く際にはハンカチのご用意をお忘れなく!

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