「蓋棺鉄囲山(がいがんてっちせん)」とは、呪術廻戦の作中で呪霊の漏瑚が使う領域展開の名前です。
人間の大地への畏怖から生まれた呪霊である漏瑚の領域らしく、火山の内部かのような情景が広がるのが印象的ですよね。
今回はこの蓋棺鉄囲山の掌印や元ネタ、英語の表記などについて調査してみました。
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.13
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) September 1, 2021
漏瑚
【特級呪霊】
【発生源:大地】
【嫌いなもの:人間。特に五条】 pic.twitter.com/FL7TJkXifW
がいかんてっちせん(蓋棺鉄囲山)とは?
「蓋棺鉄囲山」は、特級呪霊である漏瑚の領域展開です。
漏瑚は人間が抱く大地への恐れから生まれた特級呪霊。
通常攻撃としては、火炎やマグマを操ったり、火山岩を具現化したりと火山に関するものが多いんですよね。
蓋棺鉄囲山も、焼けた岩や溶岩などで周囲を囲まれた、まるで火山の内部にいるかのような領域です。
ちなみに、領域内は常時非常に高温となっていて、並みの呪術師では入った瞬間に焼き切れるほど。
この熱に関しては、単に領域に付随するデバフのような効果であり、術式ではないため、簡易領域などでも対抗することはできません。
さらに、領域内では漏瑚の術式に必中効果が付与されますので、火炎やマグマなどの攻撃が必ず当たることになります(無下限呪術使いの五条悟でも。)。
#呪術廻戦 じゅじゅずかん
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領域展開「蓋棺鉄囲山」(術式)
【さながら活火山の火口内部がごとき、灼熱の領域】 pic.twitter.com/Sq3w2n3PPU
漏瑚が蓋棺鉄囲山をはじめて使ったのは、五条悟との戦いでした。
この時は五条悟を領域内に引き込むことに成功し、勝機を得たと思ったのも束の間、結局五条悟の無量空処に塗り替えられてしまい、敗北しています。
漏瑚は特級呪霊でものすごく強いはずなのですが、圧倒的強者とばかり戦っているせいで、敗北シーンしか印象に残らない不憫なキャラクター。
蓋棺鉄囲山も引き込まれた時点で焼死してしまうほどの強さを持っているのですが、その強さがかすんでしまうので残念です。
がいかんてっちせんの手の形や元ネタを解説!
蓋棺鉄囲山の掌印は大黒天印が元ネタになっているものと思われます。
大黒天は、七福神の一柱として知られていますよね。
ご利益としては、五穀豊穣・家内安全・家門繁栄などだそう。
米俵の上で福袋と打出の小槌をもつ縁起の良い神様です。
ただ、一方で破壊神という側面もあるのだとか。
漏瑚は大地への恐れの感情から生まれた呪霊ですので、五穀豊穣といったところになんとなくつながりを感じますよね。
がいかんてっちせんの手の形(掌印)は?
蓋棺鉄囲山の掌印は大黒天印が元になっているものと思われます。
痛てぇ・・・
— 寿 Kotobuki (@don_shinano) December 11, 2023
漏瑚の蓋棺鉄囲山の掌印練習してたら指攣った・・・ pic.twitter.com/T0yQKmCxsJ
がいかんてっちせんに元ネタはある?
蓋棺鉄囲山の掌印については大黒天が元ネタになっていると思われますが、その他については不明です。
明らかなことは不明なのですが、調べてみた結果、「Dies irae(ディエス・イレ)」というゲームに登場する技が元ネタになっているのではないかというポストをXで見つけました。
「Dies irae」はゲームブランドlight開発のPCゲームで、ジャンルとしては学園伝奇バトルオペラADVです。
PCゲームの他にもNintendo Switchからもソフトが出ていますし、アニメ化されたこともありますので、ご存じの方もいるでしょう。
この「Dies irae」のキャラクターの1人、エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグの技である「焦熱世界・激痛の剣(ムスペルヘイム・レーヴァテイン)」が、蓋棺鉄囲山に似ているようです。
この能力が発動すると、周囲は紅蓮の焦熱で包まれ、その内側は酸素の存在しない業火が埋め尽くすまるで溶鉱炉のような世界となります。
この中で、炎弾を打ち出したり火の槍を降らせるなどして戦うといったもの。
確かに、蓋棺鉄囲山によく似ていますね。
「真に愛するなら壊せ!そしてこれは我が君の遺命である!!」
— ゼクス (@Zechs57) December 7, 2018
「創造ーー焦熱世界・激痛の剣(ムスペルヘイム・レーヴァテイン)」
聖槍十三騎士団黒円卓第九位 大隊長【赤騎士(ルベド)】エレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグ=ザミエル・ツェンタウァ pic.twitter.com/7eqvnsT7sN
蓋棺鉄囲山の英語表記は?
蓋棺鉄囲山の英語表記は、「Coffin of the Iron Mountain」となります。
分解してみてみると、
Coffin = 棺
of the Iron = 鉄の
Mountain =山
となりますので、ほぼ日本語の表記をそのまま英語にした感じです。
「がいかんてっちせん」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は蓋棺鉄囲山の掌印や元ネタ、英語の表記などについて調査してみました。
蓋棺鉄囲山の掌印は大黒天印を元ネタにしているものと思われます。
蓋棺鉄囲山自体の元ネタについては明らかになっていませんが、「Dies irae」というゲームのキャラクターであるエレオノーレ・フォン・ヴィッテンブルグが使う技「焦熱世界・激痛の剣」が元ネタになっているのではないかと考察する読者もいるようです。
英語の表記は「Coffin of the Iron Mountain」となります。
蓋棺鉄囲山は富士山のような頭を持つ漏瑚にピッタリの領域展開です。
無量空処にあっさり塗り替えられてしまった印象しか残らないので非常に残念なのですが、特級呪霊の位にふさわしい強い領域ですよね。
蓋棺鉄囲山を見たいという方は、アニメ1期をチェックしてみてくださいね。
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