石田雨竜の裏切りの理由は?結婚相手や最後、強すぎるという理由や母についても

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週刊少年ジャンプで連載され大人気を博した、久保帯人氏による漫画作品『BREACH』

連載が終了してから8年が経っていますが、連載開始20周年を記念してBREACH最終章となる『千年血戦編』がアニメ化され、2024年10月から第3期が放送されています。

この千年血戦編にて重要キャラクターとして登場するのが、石田雨竜(いしだ・うりゅう)です。

滅却師(クインシー)の力を持ち、主人公・黒崎一護(くろさき・いちご)たちの仲間として『尸魂界(ソウル・ソサエティ)編』や『破面(アランカル)編』で共に戦ってきました。

そんな雨竜ですが、千年血戦編では敵であるユーハバッハの仲間として一護たちと敵対する様子が描かれています。

石田雨竜はなぜ一護を裏切ってしまったのでしょうか?

この記事では、

  • 石田雨竜が裏切った理由
  • 石田雨竜の強さはどれくらいなのか?
  • 石田雨竜は死亡した?

などについて詳しくリサーチし、ご紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください!

目次

石田雨竜の裏切りの理由は?

一護の仲間として、共に戦ってきた石田雨竜。

彼はなぜ一護たちを裏切ってしまうこととなったのでしょうか?

気になる裏切りの理由と、雨竜が持つ能力について詳しく見ていきましょう。

裏切りの理由

結論から述べると、石田雨竜は一護たちを裏切っていません

死神によってほとんどが滅びたと思われた滅却師(クインシー)は、見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)という国家を結成し生き残っていました。

そして雨竜は、見えざる帝国を統治しているユーハバッハに後継として指名されます。

雨竜はユーハバッハに従って、星十字騎士団(シュルテンリッター)に加入、一護たちを裏切ったように思われました。

しかしその真意はユーハバッハの懐に入ることで、ユーハバッハの企みを内部から崩し破壊させることが目的だったのです。

雨竜は一護たちを裏切ったわけではなく、大切な友人たちや彼らが生きる世界を守ろうとしていたのでした。

石田雨竜の能力

石田雨竜は、大気中に散らばっている霊子を集めて弓矢の形に作り変え、それを武器として戦います。

千年血戦編では、聖文字“A”【完全反立】(アンチサーシス)という能力をユーハバッハから与えられました。

この能力は、“既に起きた出来事を逆転させる”というものであり、ハッシュヴァルトと対峙した際には自身が負った傷をハッシュヴァルトに負わせるという使い方をしていました。

また、“静止の銀”で作った鏃(やじり)を父・竜弦(りゅうけん)から渡されます。

静止の銀は“聖別を発動した者の血と混ざることで、その者の能力を一瞬だけ停止、無効化できる”というものです。

これはユーハバッハが行った聖別によって死亡した母・片桐叶絵(かたぎり・かなえ)の心臓から取り出され、ユーハバッハに対して使うために作られたものでした。

この鏃でユーハバッハの心臓を雨竜が射って一瞬の隙を作り、ユーハバッハの討ち果たしに成功したのです。

石田雨竜は強すぎる?

石田雨竜が強すぎるのではないか?という意見がファンの間から出ています。

実際に、雨竜が初期からどれくらい強かったのか、その実力について検証、考察していきます。

初期の強さ

初期の石田雨竜は、能力に目覚めた仲間たちとも一線を画し、一護とほぼ同じくらいの強さであったように思われます。

尸魂界(ソウル・ソサエティ)編にて、涅マユリと対峙した際は滅却師の力を失う覚悟で“滅却師最終形態(クインシー・レツトシュティール)”を発動、卍解したマユリを一撃で倒しました。

この時点で、卍解した隊長クラスを撃破出来るという力は仲間内でも最強レベルであったのではないでしょうか。

しかし、滅却師最終形態を使用したことで力を失い、戦いの前線からはしばらく退くこととなってしまいました。

現在の強さ

父・竜弦との特訓で力を取り戻した雨竜は、『破面編』で十刃ザエルアポロウルキオラ『死神代行消失編』では銀城と戦い善戦します。

そして千年血戦編では聖文字Aという新しい能力を得たうえ、一護たちの邪魔をさせないようユーハバッハの右手であったハッシュヴァルトと戦って長時間足止めしました。

切り札もいなされてしまい万事休すとなったところで、ユーハバッハが行った聖別でハッシュヴァルトは死亡、雨竜の勝利となります。

完全勝利とは言えませんが、次期皇帝と目されていたハッシュヴァルトを足止めする強さを持っていることから、石田雨竜の強さは相当なものになっていることが伺えます。

石田雨竜の母は何者?

石田雨竜の母親は片桐叶絵という名前で、彼女も混血統ではあるものの滅却師としての力を持っています

当初石田竜弦の婚約者であり、一護の母である黒崎真咲(くろさき・まさき)のメイドとして仕えていました。

しかし、真咲が虚化しかけていることを叶絵は竜弦の母に伝え竜弦と真咲の婚約は破棄。

これは真咲に対して悪意があったわけではなく、すべては竜弦を想ったゆえの行動でした。

竜弦は叶絵を恨んでいましたが、誠意をもって献身的に尽くす彼女と最終的には結ばれ、雨竜が生まれます。

しかし、ユーハバッハの聖別によって混血統の滅却師たちは力を奪われることになり、叶絵は聖別の対象となったことで命を落としてしまいました。

ユーハバッハに復讐することを誓った竜弦は叶絵の遺体を解剖、その心臓から“静止の銀”を取り出し鏃を作って対ユーハバッハの切り札としたのです。

石田雨竜が生き残った理由とは?

インターネット上では9年前にユーハバッハが混血統に対して行った聖別で、混血統である雨竜が生き残った理由について様々に考察されています。

その中でも私が面白いと感じた考察が、血装(ブルート)を会得していないから』というものです。

滅却師は通常血装を会得しています。

これは滅却師の血に宿る能力であり、混血統であったとしても鍛錬をつめば会得が可能で、血装を用いない戦いは古いものであることが作中で語られています。

しかし、雨竜は祖父・宗弦や父から血装を授かっていません。

これは、血装を受け継ぐことがユーハバッハの魂の欠片との関係を深くする必要があると気づいた宗弦が、雨竜に血装を授けなかったのではないでしょうか?

その結果として、混血統を対象とした聖別で血装を会得していなかった雨竜が生き延びられたと考えられます。

石田雨竜は結婚した相手は?

千年血戦編決着から10年後、結婚している登場人物は言及されていましたが、石田雨竜にはその描写がありません。

ゆえに、石田雨竜は現在も未婚であると考えられます

ブリーチの石田雨竜の最後は死亡したのか?

石田雨竜の生死がどうなったのか、なぜ死亡したと言われているのかについて詳しくご紹介します。

死亡してはいない

石田雨竜は死亡していません。

本編では大けがを負ったり滅却師の能力を失ったりする様子が描かれているものの、千年血戦編も無事に生還。

原作のBREACH最終回では普通の生活に戻っている様子がわかります。

なぜ死亡したと言われたのか

破面編にて、石田雨竜は十刃のザエルアポロの攻撃によって内臓を破壊されてしまったり、ウルキオラと対峙した際には片手を失ったりしましたが、その際にはマユリや織姫の治療で事なきを得ています。

死神代行消失編では銀城に切りつけられて入院、戦線を離脱する事態となりました。

命に関わる大けがを度々負っているため、雨竜が死亡するのではないかとファンの間で騒がれることとなったようです。

石田雨竜の現在は?

石田雨竜は千年血戦編から10年後が描かれた最後のエピソードにて、父と同じ医師となっていることが判明します。

竜弦が院長を務める空座総合病院で働いているかどうかは不明ですが、竜弦とは和解しているためおそらくは父の下で医師としての経験を積んでいるのではないでしょうか。

多忙のためにプロボクサーとなったチャドの試合を一護たちと一緒に見に行くことが出来なかったものの、病院の屋上にてスマホで試合を観戦する様子が見られました。

一護やチャドたちと現在も交流が続いていることがわかりますね。

「石田雨竜の裏切りの理由」を調べている人がよく思う質問

石田雨竜の裏切りの様子を調べている人がよく思う質問やその回答をまとめました。

ユーハバッハの後継者は誰ですか?

ユーハバッハが自身の後継として選んだのは石田雨竜です。9年前の聖別を生き延びた雨竜の特異性に興味をもったユーハバッハは、星十字騎士団最高位且つ右手であるハッシュヴァルトを差し置いて雨竜を指名しました。

石田雨竜と黒崎一護の関係は?

石田雨竜と黒崎一護は良きライバルであり、背中を預けられる頼れる仲間の関係です。物語初期では敵対する様子なども描かれましたが戦いを通じて絆を深め、千年血戦編では一護ら友人を守るために単身でユーハバッハの下に飛び込む胆力を見せます。

石田雨竜の能力は?

大気中に散らばる霊子を集めて武器として使用する滅却師の力を持ち、その力を失う代わりに強大な力を使うことが出来る『滅却師最終形態』を使い涅マユリに勝利しました。また、ユーハバッハからは起きた出来事を逆転する聖文字A(アンチサーシス)という能力を与えられています。

Bleachの石田雨竜は何者?

純血統滅却師の父・石田竜弦と混血統滅却師の母・片桐叶絵の間に生まれた混血統滅却師で、一護たちの大切な仲間のひとりです。実力はかなりのものであり、託された切り札を使用してユーハバッハの隙を作り、勝利に貢献しました。

まとめ

石田雨竜の裏切りの理由は?結婚相手や最後、強すぎるという理由や母についても調査の記事のまとめとして、

  • 石田雨竜は裏切っていない
  • ユーハバッハから友人らを守るために敵の仲間になったように見せかけ、内側から企みを潰そうとした
  • 雨竜の聖文字A(アンチサーシス)は既に起きた出来事を逆転する能力で、これで敵に自分のダメージを負わせた
  • 初登場時から雨竜は強く、涅マユリやザエルアポロ、ハッシュヴァルトなどと同等かそれ以上の戦闘力がある
  • 雨竜の母は混血統滅却師の片桐叶絵で、故人となっている
  • 雨竜は血装を会得しなかったために聖別を生き残った可能性がある
  • 千年血戦編から10年後でも雨竜は結婚していない
  • 雨竜は命に関わるような大けがを負うシーンが多く、死亡したという噂が出た
  • 現在は医師となって多忙だが平和な日常を送り、一護たちとも交流が続いている

以上について詳しく解説しました。

一護の良きライバルで頼れる仲間である石田雨竜がまさか裏切るとは、と連載されていた時はハラハラしましたが、その真意が一護たちを守るためだったのだと知って胸がとても熱くなりました。

クールな言動が多い一方で、その内面に秘める想いは熱く燃えている石田雨竜。

そんな彼の活躍を原作で今一度最初から読み返しつつ、現在放送中のアニメ版を追いかけてみるのも良いかもしれませんね。

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