いいよいよクライマックスを迎える「呪術廻戦」。
一般人として暮らしていたにもかかわらず宿儺の器としての適性を有し、高い身体能力を持つ虎杖悠仁の出自について、これまで多くは語られてきませんでした。
ですが物語が進むにつれ、虎杖悠仁の家族について様々な事実が明らかになりましたよね。
今回は虎杖悠仁の母親、祖父、父親についてそれぞれの正体や家系図についてなど調査してみました。
虎杖悠仁の母親は誰なのか?
虎杖悠仁の母親は虎杖香織?
虎杖悠仁の母親は、虎杖香織です。
虎杖はずっと祖父と暮らしているため両親の記憶はあまりないようですが、単行本17巻第143話で過去の記憶を思い出しています。
虎杖香織の初登場は?
単行本17巻第143話で、回想シーンとして祖父の倭助、父の仁と共に母の香織が登場しています。
このシーンで、倭助は「香織が死んだ」こと、「仁と香織の間に子供が出来なかった」ことについて言及しています。
その直後、額に縫い目のある香織と思われる女性が現れています。
#呪術廻戦 虎杖の出生の秘密が話題になってるが、母(香織)が登場したシーン、読み返すとおかしい。
— ほづみ (@Hozumi25770294) March 2, 2023
そのまま読むと、香織は子供を産まないまま亡くなっている。ここで出てくる女性(ケンジャク入り)が香織ではないのか?? pic.twitter.com/WAqgn4LzLu
虎杖香織の正体は?
倭助が「香織は死んだ」と発言していること、また香織の額に縫い目があることから、この香織は羂索に肉体を乗っ取られた状態であることがわかります。
羂索とは、脳を移植することで肉体を乗っ取ることができる術式を持った術師です。
羂索については他の記事でもご紹介していますので、詳しくはそちらをご覧くださいね。
虎杖香織は死因は?
虎杖香織の死因については明らかになっていません。
初めて登場した143話の時点で額に縫い目があったことから、この時点で羂索に乗っ取られていることがわかります。
さらに、倭助は「香織が死んだのは」と発言しているので、香織は何らかの原因で亡くなっていることは明らかです。
ただ、香織が命を落とすことになった理由や状況、その後よみがえるに至った経緯などは何も描かれていません。
羂索は虎杖仁が宿儺の双子の片割れの生まれ変わりであることを知り、宿儺の器となり得る人間を生み出すために虎杖香織の肉体を乗っ取りました。
そう考えると、香織の死に羂索が一枚かんでいる可能性もあるような気がしますね。
ちなみに、呪術界では一卵性双生児は同一人物として扱われるそうです。
ですので、宿儺の片割れの生まれ変わりである仁は宿儺と同一人物ということになり、言ってみれば悠仁は羂索と宿儺の子ということになります。
虎杖悠仁のおじいちゃん・父親の正体は?
おじいちゃんは何者?
おじいちゃんは虎杖倭助といいます。
倭助についてはあまり情報はないのですが、おそらく呪術師などの家系ではなく普通の人なのだろうと思います。
悠仁と二人で暮らしていたようですが、ヘビースモーカーだったらしく、肺がんがもとで物語冒頭で死亡しています。
気難しい性格をしていて気性が荒く、それがもとで入院先にも見舞客は来なかったよう。
それもあって、倭助は悠仁に「大勢に囲まれて死ね」と言い残したのでしょう。
ただ、息子である仁に香織について警戒を促していることから、勘の鋭い人物だったのかもしれません。
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.7
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) July 21, 2021
虎杖 倭助
【悠仁の祖父】
【悠仁への遺言:オマエは大勢に囲まれて死ね】
【死因:肺がん】 pic.twitter.com/KxHzOJo3Fg
父親の正体は?
悠仁の父親は虎杖仁といいます。
虎杖倭助の息子で、虎杖香織の夫です。
香織との間に子供を切望していましたが、叶わずに香織が死亡。
その後、香織の肉体を奪った羂索との間に悠仁ができたようです。
香織について警告を繰り返す倭助の言葉も意に介さず、悠仁を溺愛しているように見えました。
実はこの仁が、双子として生まれるはずだった宿儺の片割れの生まれ変わりであることが第257話で判明します。
宿儺たちを腹に宿していた母親は何らかに理由で飢えており、腹の中にいた宿儺は自らの命を繋ぐために片割れを食ってしまったのです。
そうして生まれる前に命を落とした宿儺の片割れは、巡り巡って現代の仁という人物に生まれ変わったのでした。
今週の呪術廻戦アツすぎやろw 8連続黒閃とか、虎杖の「御廚子」とか、仁が宿儺の片割れの生まれ変わりとかさ。色々と回収されて頭こんがらがるわw
— MNW えくそー覇屡婁 (@IQ777xoh4ruru) April 22, 2024
#呪術廻戦 #呪術本誌 pic.twitter.com/Im2iE2ROxv
虎杖悠仁の父親は死亡している?
虎杖悠仁の父親は生死不明です。
作品内で虎杖仁についての生死は明らかにされていません。
悠仁は物心ついた頃には祖父である倭助と暮らすようになっており、あまり両親の記憶がないと語っています。
倭助に再三警告を受けながらも香織との間に子供を望んだ仁が、そう簡単に授かった子供を置いていくでしょうか。
そうしたことも踏まえて考えると、やはり仁は既に死亡していると考えるのが自然なように感じます。
また、羂索は現在香織の肉体に宿っていないことを考えると、香織の肉体は悠仁の出産という目的を果たした時点で必要が亡くなっているため、早い段階で捨てられたのではないかと考えられます。
いわば香織の二度目の死も、仁の生死に関係しているのかもしれませんね。
虎杖家の家系図は?
公式では見当たりませんでしたが、ネット上では家系図がいくつかあげられていましたので、ご紹介します。
謎が解けてスッキリした!!!!#呪術本誌
— 28 (@28cg_) April 21, 2024
※修正版 pic.twitter.com/u8x6EJQUQJ
「虎杖悠仁の母親」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は虎杖悠仁の母親、祖父、父親についてそれぞれの正体や家系図についてなど調査してみました。
虎杖悠仁の母親は虎杖香織で、死亡後に羂索に肉体を乗っ取られ悠仁を出産しています。
父親は虎杖仁で、双子として生まれるはずだった宿儺の片割れの生まれ変わりです。
祖父は虎杖倭助で、呪術師の家系ではないと思われますが、香織の存在に危機感を感じており、仁に再三警告をしていたようです。
気難しく気性が荒いものの、孫のことを想う良いおじいちゃんです。
悠仁が宿儺と羂索の子供とは、驚きの展開でしたね。
これらのことを踏まえて1話で倭助が悠仁に言い残した言葉を振り返ると、信頼と心配の入り混じった複雑な気持ちだったのかなと思えて切ないです。
そんな「呪術廻戦」、最終回までもう少しです。
最後まで見守りましょう!
コメント