いよいよ最終回の迫ってきた「呪術廻戦」。
作中で非常に人気の高いキャラクターである七海健人を語る上で欠かせない人物が、灰原雄です。
登場するシーンはそう多くはないのですが、強い印象を残したキャラクターですよね。
今回はこの灰原雄について、死因や死亡シーン、黒幕など様々解説してみたいと思います。
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.53
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) June 8, 2022
灰原 雄
【東京都立呪術高等専門学校2年】
【趣味・特技:大食い】
【好きなもの:米、人】 pic.twitter.com/uNvAvTTk6K
【呪術廻戦】灰原の死因は?
【呪術廻戦】灰原死亡は何話?
灰原が死亡したのは単行本9巻第77話です。
七海と向かった任務の結果、帰らぬ人となってしまいました。
【呪術廻戦】灰原の死亡シーンを解説!
直接死亡するシーンではありませんが、単行本9巻第77話で灰原の死亡が描かれています。
2級呪霊の討伐任務に七海と共に向かった灰原ですが、高専が等級を見誤っており、実際は2級呪霊ではなく1級相当の土地神だったのです。
灰原が死亡し、命からがら戻ってきた七海。
任務は五条が引き継ぎましたが、はなから五条一人でいいのではないかと七海は無力感を噛み締めます。
この出来事が、七海に「呪術師はクソ」を思わせて呪術師をやめる契機となり、夏油傑には呪詛師への道に進む理由の一つとなってしまいました。
【呪術廻戦】灰原の下半身はどうなった?
単行本9巻第77話では、灰原の遺体が安置されている様子が描かれています。
遺体に掛けられた布の陰影から、下半身がごっそりなくなっていると考察されていますが、明言されているわけではないため、真偽のほどは不明です。
【呪術廻戦】灰原死亡の黒幕は誰?
灰原死亡については、黒幕は特にいないものと思われます。
灰原が死亡した原因としては、高専側が1級呪霊を2級相当と誤った認識をしたため。
これが意図的に情報操作されたものであるなら灰原は殺されたことになるのかもしれませんが、当時呪術高専の学生で2級呪術師であった灰原に命を狙われるほどの影響力があるようには思えません。
従って灰原の死に黒幕はおらず、任務上の死亡であったものと思われます。
灰原雄とは?
懐玉・玉折編(時間軸では12年前)に登場する、呪術高専東京校の学生であり、2級呪術師です。
七海健人の同級生で、五条悟、夏油傑、家入硝子の一学年後輩にあたります。
呪術師としては珍しいほど明るく素直で、夏油からはもっと他人を疑うべきだと思われています。
七海とは正反対の性格をしていて、夏油のことを慕っている様子が作中では描かれています。
非術師の家系の出身ながら呪いの見える妹がおり、妹には高専に来ないよう言っていたそうです。
ちなみに、好きなものは人と米だそう。
【呪術廻戦】灰原とメカ丸は同一人物?真偽は?
灰原とメカ丸が同一人物なのではという考察が一部でなされていたようですが、別人です。
灰原とメカ丸の中の人である与幸吉が同一人物だと考える根拠には、以下のようなものがあります。
- 灰原の遺体の左頬にある傷と似たものが与幸吉にもあること
- 灰原は下半身を失ったと思われ、与幸吉には下半身の感覚がないこと
しかしながら、次に掲げる点から灰原と与幸吉が別人であることがわかります。
- 年齢が合わない
- 灰原は12年前である懐玉・玉折編時点で17歳です。
それに対して与幸吉は現在の時間軸で17歳。
灰原の同級生である七海が28歳となっていますし、年齢が合っていません。
- 与幸吉は天与呪縛
- 与幸吉は天与呪縛により、生まれつき肉体に欠損や不自由を与えられた代わりに高い呪力を得ています。
一方で灰原は一般的な呪術師として活動していたことが作中からもわかりますので、与幸吉と同一人物であるとは考えにくいでしょう。
ちなみに灰原の術式については作中に出てきていませんので、不明となっています。
七海が灰原に言った「呪い」の意味は?
この場合の「呪い」というのは、虎杖の人生に影響を与える言葉であるというような意味であると思われます。
真人との戦闘の末、死を前にした七海の前に灰原が現れ、虎杖悠仁を指さします。
七海は、虎杖にとっての呪いとなる言葉を言ってはいけないとわかっていました。
それでもなお、七海は後のことを頼むと言い残して亡くなってしまいます。
「後を頼む」というのは、自分の思いを汲んで状況が良くなるように尽力してほしいというような意味ですよね。
ましてやそう発言しているのは、師のような存在である七海で、この世を去ってしまう直前です。
虎杖にとって、未来の行動に影響を及ぼす発言だというのは容易にわかりますよね。
さらに、託された未来を虎杖が守り切れなかったとしたらどうでしょう。
きっと虎杖は七海の言葉がなくても自分を責めるのでしょうが、「七海に頼まれたのに」という事実があるのとないのとでは大きく違ってきます。
ですが、この言葉は虎杖が真人との戦いの中で冷静さを取り戻すきっかけともなっており、結果的には良い影響を及ぼしたと思われます。
単行本25巻第236話では、五条の見た死後の世界と思われる場所で「呪いが人を生かす場合もある」と七海が発言していて、最後の瞬間に見た灰原に感謝している様子が描かれていました。
「呪術廻戦 灰原 死因」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は「呪術廻戦」のキャラクターである灰原雄について、死因や死亡シーン、黒幕など様々解説してみました。
灰原は、高専が2級と見誤った1級呪霊の討伐任務に失敗した結果死亡しました。
単行本9巻第77話には灰原の遺体が安置されている様子が描かれていますが、掛けられた布の陰影から下半身が欠損しているように見えます。
単に高専が呪霊の認識を誤った結果であり、灰原の死亡に黒幕などは存在しないと思われます。
灰原は登場シーンこそ少ないものの、七海、夏油に影響を与えた人物として重要な役どころです。
玉折編では鬱々としたストーリー展開の中、灰原の明るさが非常に印象的でした。
いよいよ最終回も近づいてきた「呪術廻戦」、最後まで見届けましょう。
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