漏瑚(じょうご)は呪術廻戦に登場する呪霊のキャラクターです。
人間が大地に抱く恐怖から生まれた非常に強い呪霊でありながら、怒ると頭から蒸気を吹き出すなどコミカルな描写もあり、どこか憎めないキャラクターですよね。
今回はこの漏瑚について、いつ死亡したのか、誰に殺されたのか、領域展開など解説してみたいと思います。
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.13
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) September 1, 2021
漏瑚
【特級呪霊】
【発生源:大地】
【嫌いなもの:人間。特に五条】 pic.twitter.com/FL7TJkXifW
【呪術廻戦】じょうごは死亡した?
漏瑚は死亡しました。
火にまつわる強力な攻撃を持つ漏瑚ですが、渋谷事変で宿儺に戦いを挑んだことで死亡してしまいます。
詳しくは次項でご説明しましょう。
【呪術廻戦】じょうごの死亡シーンを解説!
【呪術廻戦】漏瑚の死亡は原作の何巻?
漏瑚が死亡したのはコミックス14巻の第116話です。
渋谷事変にて、脹相との戦いで深手を負い意識を失った虎杖悠仁にミミナナが宿儺の指を食わせているところに現れ、漏瑚がさらに10本の指を食わせます。
その後、大量の指を取り込んだことで肉体の主導権を奪った宿儺が現れました。
宿儺は漏瑚に対し、指10本分の礼として、自分に一撃でも入れられた暁には呪霊側につくこと、渋谷の人間を一人を残して全て皆殺しにすることを約束し、二人の戦いが始まります。
漏瑚が炎の術式を持っていることを知ると、宿儺は同じ土俵に立って火力勝負で戦うことにしました。
弓を引く宿儺に対して、火球を構える漏瑚。
二人の勝負は一瞬で決着がつき、漏瑚は敗れ死亡しました。
その後、死後の世界のような場所で漏瑚は花御、陀艮と再会。
自らの手では叶わなかったものの、真人に悲願を託すことにします。
そこへ現れた宿儺に、己の強さを認められ、漏瑚はわけもわからず涙するのでした。
やっぱり漏瑚の最期いいなぁ(アニメ版)
— TEKKON @底辺WEB作家 (@tekkon223) May 29, 2024
声とか音楽の雰囲気がとても良い。
ある意味呪術廻戦で一番好きなシーン。 pic.twitter.com/pCWbUaDVc2
【呪術廻戦】漏瑚(じょうご)の死亡はアニメでは何話?
アニメで漏瑚が死亡するのは2期第40話でした。
スケールの大きな戦いが描かれ、作画も非常に綺麗だったのが印象的でした。
『呪術廻戦』40話
— イータ (@ETA_624) November 10, 2023
まずは伏黒親子
最後の最後で再び魂が肉体を超えて我が子だと気付きこれ以上傷付けぬよう自害した甚爾、悔いなく成仏出来たかな
そして宿儺に手も足も出なかった漏瑚の最期
走馬灯の中で見せた人間味ある涙
どちらも感慨深い奇跡と感動と絶望でしたね#呪術廻戦 pic.twitter.com/oqyndOTW54
【呪術廻戦】じょうごを殺した人は?
漏瑚を殺したのは両面宿儺です。
死亡シーンについては前項でもご説明しましたが、漏瑚と同じ土俵ということで宿儺は「開<フーガ>」で漏瑚を倒しています。
それまでに取り込んだ分、ミミナナの分と漏瑚が用意した分で、この時点で虎杖が取り込んだ指は15本分になっていました。
漏瑚は偽夏油から自分の強さについて、甘く見積もって指8~9本分という評価を受けていましたので、この勝負は勝ち目の薄いものであったことは間違いありません。
ただ、宿儺の指は1本であっても非常に強いものですので、8~9本分の実力をもっている漏瑚もやはり非常に高い実力を持った呪霊であることがわかります。
ちなみに作者の芥見下々先生は、「渋谷事変の状況下において指15本分の宿儺の相手ができるのは漏瑚くらいしかいなかったこと、漏瑚にずっと暴れられては困るため宿儺に倒させた」というようなことを明かされています。
【呪術廻戦】じょうごの領域展開を解説!
漏瑚の領域展開は、「蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)」と言います。
印は大黒天印です。
領域が展開されると、周囲は溶岩や火などで囲まれ、火山の内部を思わせるような情景に代わります。
領域内は、並みの術師ならば引き入れられた時点で焼死してしまうほどの高温状態となっています。
ちなみにこれは領域に付随する効果であって術式ではないため、簡易領域などの領域対策でも防ぐことができません。
芥見下々先生によると、漏瑚の強さによるデバフ効果でそうなっているとのこと。
この領域の中では、漏瑚の火を用いた攻撃が必中となり、最終奥義である「極ノ番・隕」ももちろん使うことができます。
非常に強力な領域なのですが、五条悟を襲撃した際には五条の領域「無量空処」に塗り替えられており、「蓋棺鉄囲山」よりも「無量空処」の方がより洗練されているということになります。
#呪術廻戦 じゅじゅずかん
— 呪術廻戦【公式】 (@jujutsu_PR) August 14, 2024
領域展開「蓋棺鉄囲山」(術式)
【さながら活火山の火口内部がごとき、灼熱の領域】 pic.twitter.com/Sq3w2n3PPU
「呪術廻戦 じょうご 死亡」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は漏瑚について、いつ死亡したのか、誰に殺されたのか、領域展開など解説してみました。
漏瑚は単行本14巻第116話、アニメでは2期第40話で宿儺に倒され、死亡しました。
漏瑚の領域展開「蓋棺鉄囲山」は必中となる術式の他にも、並みの術師であれば引き入れられた時点で焼死してしまうほどの高温状態だったりと非常に強い領域でしたが、五条悟と対決した際には「無量空処」に塗りつぶされています。
漏瑚は敵サイドの呪霊でありながら、程よいツッコミなどどこか憎めないキャラクターで、最期のシーンにはほろりと来た読者も多かったようですね。
実力のある強いキャラクターであるにもかかわらず、対戦した相手が現代最強だの呪いの王だの悉く強すぎたために結果を残せなかった、なんとも不遇なキャラクターなのでした。
ちなみに、富士山や頭富士山、小籠包といった愛称があるのだそうです。
「呪術廻戦」の連載も終わってしまいましたが、漏瑚の活躍も含め読み返してみるのはいかがでしょうか?
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