「マッシュル」は週刊少年ジャンプで人気を博したファンタジー漫画です。
アニメも1期、2期が放送され、更に続編の制作も発表されています。
そんな「マッシュル」ですが、打ち切りだったとの噂があるようなんです。
今回は「マッシュル」について、打ち切りになったのかやその理由、内容やアニメ3期についても調査してみました。
マッシュルの打ち切りの理由は?
マッシュルは打ち切りではない
「マッシュル」はそもそも打ち切りになっていません。
「マッシュル」は2023年7月3日発売の週刊少年ジャンプ31号で完結していますが、これは打ち切りになったためではありません。
物語の展開に不自然なところもなく、大団円を迎えています。
マッシュルが打ち切りと噂された理由は?
「マッシュル」が打ち切りになるのではという噂が流れた背後には、アンケートの低迷があったものと考えられます。
「マッシュル」が掲載されていた週刊少年ジャンプは、アンケート至上主義を掲げていることで有名ですよね。
雑誌にアンケートはがきがついていて、おもしろかったもの3作品に投票するというもの。
そしてこのアンケートの結果に基づいて次号の掲載順が決められ、評価の低い作品については打ち切りになってしまうそうです。
「マッシュル」はこのアンケートで、一時期低評価が続く時期がありました。
そのため、打ち切りの噂が流れたものと考えられます。
また、作中には様々な作品のオマージュと思われる箇所が多数あるのですが、それもパクリとして打ち切り説の根拠になったようです。
マッシュルはパクリすぎている?
「マッシュル」では、様々な作品へのオマージュが多数見られます。
- ハリー・ポッターシリーズ
- 言わずと知れたファンタジー小説ですね。
魔法を使う世界という共通の設定がありますので、世界観や設定が似通ってきてしまうのは仕方のないことだと言えます。
「マッシュル」では、毎回サブタイトルが「○○と○○」という風につけられているのですが、これは「ハリー・ポッター」シリーズへのオマージュとして有名です。
作中に出てくる「ドゥエロ」というスポーツが「ハリポタ」の「クィデッチ」にそっくりだったり、魔法学校の校長であるウォールバーグの容姿が「ハリポタ」のダンブルドアに似ていたりします。
これらはあえて寄せているように思われますので、パクリというよりはオマージュと言った方がいいでしょう。
ハリポタの丸パクリ設定で「マッシュル-MASHLE-」超面白い🤣#マッシュル #アニメ pic.twitter.com/mx9uyr4i7y
— 鬱猫 (@rokumaru23) January 15, 2024
- ワンパンマン
- 「マッシュル」の主人公マッシュは、魔法を使うことが当たり前の世界で魔法を使うことができないためトレーニングに励み、鍛えぬいた筋肉で解決していこうとします。
一方の「ワンパンマン」の主人公サイタマは、夢だったヒーローになるために過酷なトレーニングを積んだ末に最強の力を手に入れ、超能力や異星人といった敵に身一つで立ち向かいます。
キャラクター設定は両者ともなんとなく似ていますが、物語の展開などは違ってきますので、パクリと言えるほどではないように思えます。
- 鋼の錬金術師
- 148話でマッシュは白い空間で「対価の扉」と対峙し、自分の一番大切なものと引き換えに一時的に命を与えられるというシーンがありました。
この場面が、「鋼の錬金術師」の「真理の扉」とよく似ているそうです。
「真理の扉」は白い空間にあり、対価を無数の黒い手が持っていくという描写があります。
マッシュル続編アニメはむしろハガレンのパクリ展開をがっつりスクエニと荒川弘先生をクレジットしたうえで、CV朴璐美アネキ連れてきてやり切ってほしい。 pic.twitter.com/nCe3EwiQ6C
— ちきちきチャンネル (@TKTKch_SUB) May 26, 2024
- ナルト
- 122話で、ドットに向けられた攻撃をランスが背中で庇うシーンですが、これが「ナルト」でサスケがナルトを庇ったシーンによく似ているのだそうです。
その際のセリフやブチ切れて覚醒する展開などが似通っているのですが、少年漫画としてはありがちな展開とも言えますので、パクリというほどではないのかなという感じです。
マッシュルは内容がひどい?
「マッシュル」は内容がひどい、つまらないと言われることがありますが、これには複数の理由があるようです。
- ギャグがつまらない
- 「マッシュル」の低評価の内容を確認していると、「ギャグが刺さらない」といった意見がよく見られました。
ギャグと一口に言っても様々なものがあり、読者によって好みも違います。
「マッシュル」のギャグシーンは、即効性のある大きな笑いを誘うというものではなく、じわじわこみあげてくるタイプのギャグが主流となっているようです。
これがインパクトに欠けると感じる原因になっているのかもしれません。
マッシュル 1話
— メーティ (@metyshanime) April 7, 2023
魔法の世界で力技無双、そして学園に通う。
ジャンルは自分の好みにドストライクで、あらすじを読んだ時点では相当楽しみにしてました。
ところが絶望的にギャグがつまらない(自分に合わないだけかも)
ギャグアニメにも関わらず、全てのギャグが滑ってて一度も笑えませんでした。 pic.twitter.com/mm20dBA9g8
- サブキャラクターの扱いが雑
- 「マッシュル」では様々なキャラクターが登場しますが、サブキャラクターの背景や過去などが掘り下げられていないと不満に思う読者がいたようです。
「マッシュル」は基本的にコメディ作品ですので、ストーリーの深みよりもシンプルな面白さを追求した結果なのかもしれません。
マッシュルのアニメ3期の情報は?
「マッシュル」は続編の制作が決定していますが、詳細はまだ不明です。
2024年5月26日に行われたスペシャルイベント「マッシュ・バーンデッドたちとクリーム色の研究-A Study in Cream-」において、続編の制作が決定したことが発表されています。
「続編」としか明らかにされていませんので、これがテレビアニメの第3期なのか、または劇場版などテレビアニメではない形式になるのかは今のところわかりません。
テレビアニメ「マッシュル」第2期では、単行本5巻第39話から8巻第74話までが映像化されましたので、続編は9巻第75話以降のストーリーになるものと思われます。
https://twitter.com/kevivalkuhs/status/1794720631092887996「マッシュル打ち切り」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は「マッシュル」について、打ち切りになったのかやその理由、内容やアニメ3期についても調査してみました。
「マッシュル」は打ち切りになっておらず、自然な展開で完結を迎えています。
「マッシュル」は、「ハリー・ポッター」シリーズや「ワンパンマン」など各種作品へのオマージュが多く、これがパクリ疑惑につながりました。
「内容がひどい、つまらない」という意見がよく見られますが、主としてギャグが刺さらないこと、サブキャラクターの扱いが良くないと感じた読者がいたためと思われます。
アニメの続編制作は決定していますが、公開形式が不明なためテレビアニメ第3期となるのかは不明です。
原作漫画は完結を迎えましたが、アニメの続編制作が決まっているとのことで楽しみですね。
現時点で全18巻ある原作のうち、半分程度までしか映像化されていませんので、今後に期待したいです。
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