しろやぎ秋吾先生の女性マンガ「娘がいじめをしていました」は、いじめ問題を加害者家族・被害者家族両方の視点から描いたセミフィクションで、単行本1巻が配信中です!
この記事では、娘がいじめをしていましたのネタバレや結末、SNS拡散の犯人やいじめの内容について解説します!
娘がいじめをしていましたのネタバレ
1章ネタバレ
朝の赤城家
11歳の女子児童が小学校の屋上から落ちて亡くなったニュースがテレビで流れました。
その子は遺書を残していて、遺書によるといじめを苦にしての自殺らしいです。
しかしその子が通っていた小学校は「亡くなった児童のいじめについて把握していなかったし、調査してもいじめの兆候はなかった」と遺族に説明しました。
ニュースを見た赤木加奈子は夫の祐介といじめについて話しますが、意見が食い違ってしまいます。
そんな中、11歳の娘・愛がやってきて、5年生から一緒のクラスで仲良くなった清水詩織の話をしました。
加奈子が愛に「学校でいじめはないよね?」と聞くと、愛は「みんな仲良い」と笑顔で答えました。
夜の馬場家
11歳の馬場小春は母の千春に意を決して何か言いかけますが、父の大樹が来たので続きを言わずに自室に戻ろうとします。
小春の様子が気になった千春は、小春を夜のドライブに誘いました。
走行中に新しいクラスに慣れたか聞くと、小春は「大丈夫」と答えました。
しかし千春が小春の昔からの友達である愛のことを話題にすると、小春は泣き出してしまい…?
2章ネタバレ
8月末の赤木家
夏休みは今日で終わり、愛は明日から小学校。
加奈子は愛の宿題や持ち物を確認します。
愛が図工の宿題で描いたのがいじめ防止の人権ポスターだったため、加奈子は呆れました。
新学期が始まったある日。加奈子はSNSで愛のいじめ告発の投稿を見つけてパニックになります。
その告発には、愛の学校名・本名、そして同級生をいじめて不登校にさせたことが書かれていて、しかも愛の顔写真もアップされています。
加奈子はその告発について愛には言えず、SNSに削除依頼しましたが…?
6月末の馬場家
小春は朝食を食べに1階に降りてきません。
もうすぐ出勤しなければいけない千春は、小春の部屋の前まで来ました。
深呼吸してから顔に笑顔を貼りつけ、小春に声をかけて部屋に入りました。
小春は布団を頭の上からかぶって縮こまっています。
千春は布団に伸ばした手を引っ込め、今日も休むか聞くと、「うん」と返ってきました。
千春は小春の朝食を冷蔵庫に入れ、小学校に小春の欠席の連絡を入れました。
赤木家が馬場家に愛のいじめの謝罪に来てから1か月。
しかし小春は学校に行けていなくて…。
3章ネタバレ
ある雨の日。傘を持って登校したはずの愛がずぶ濡れで帰宅したので、加奈子は仰天しました。
愛は「誰かが傘を間違えて持っていったんだろう」と言いました。
加奈子は、帰宅した夫の祐介に愛のいじめ告発のSNS投稿を見せます。
祐介は、SNSに投稿したのが馬場千春だと思って激高します。
千春の希望通り馬場家に謝罪に行っていじめは解決したのに、今更ネットに晒すなんてと。
翌朝には愛のいじめ告発の投稿は消えていました。
加奈子は千春に何度も電話しましたが繋がりません。
運動会についての保護者会に参加するため、小学校へ行きました。
保護者会が終わった頃、清水詩織の母親が小春がされたいじめについて発言し…。
4章ネタバレ
いじめ告発のSNS投稿を見た第三者から愛が危害を加えられたことをきっかけに、加奈子は再び愛と向かい合います。
いじめについての保護者会に参加するため、加奈子は小学校へ行きました。
保護者会で、いじめ加害者の愛の母親である加奈子は他の保護者から非難されます。
そして他の保護者たちは「私の子供はいじめに無関係」と主張します。
そんな光景を見て、千春は“私の行動は間違っていたのかも”と感じ、“もっと小春の話を聞くべきだった”と後悔し…。
娘がいじめをしていましたの結末
赤木家は愛のいじめ告発がSNSで拡散されたことにより嫌がらせが続いているため、引っ越すことに。
愛が小春を傷つけた罪を、加奈子は愛と共に背負っていくことを決意しました。
SNS拡散の犯人
- いじめ告発をSNS拡散させた犯人は馬場千春?
- いじめ動画をSNS拡散させた犯人は清水詩織の母親?
愛がいじめ加害者であることをSNSで拡散した犯人は明かされていません。
しかし小春の母親である千春が犯人のような描写があります。
不登校になってしまった小春は再び学校に行く気になりましたが結局登校できず、それで愛に怒りを募らせた千春が携帯電話を見つめているシーンがあり、その次のコマで加奈子はSNSでいじめ告発の投稿を発見しました。
その後、千春は加奈子からの電話に出ませんでした。
それに千春が自分のした行動に疑問を抱くシーンもあります。
また、愛の机の上に花を生けた花瓶を置いたいじめ動画をSNSで拡散させた犯人も明かされていません。
その動画では愛の顔だけでなく小春の顔も晒されているので、犯人は千春ではないと思われます。
そして愛は携帯電話を持っていませんが、詩織は持っています。
愛のいじめに激高した詩織の母親が、詩織が撮影した動画をSNSにアップしたのかもしれません。
いじめの内容
愛が小春にしたいじめで判明しているのは以下などです。
他にも明かされていないいじめがあるかもしれません。
- 無視する
- 「ウザイ」などの悪口を言う
- わざとぶつかって転ばせて怪我させる
- 机の上に花を生けた花瓶を置き、花瓶を見た愛の様子を動画に撮る
学校側の対応や他の保護者
学校側の対応
学校側の対応は常に後手後手です。
動いてくれない学校に、千春が怒りを募らせるシーンがあります。
千春は、「小春が愛にいじめられているから2人を注意して見てほしい」と学校にお願いしましたが、数日経っても学校から連絡はありませんでした。
小春は先生と何か話したようですが、小春の表情は暗いまま。
愛が不登校になって何日かは、先生が放課後に馬場家まで来て、先生・小春・千春の3人で話をしました。
先生はようやく愛と話をしたようで、小春に「愛を許してやれないか」と頼みました。
しかしそのうち先生は馬場家に来なくなり、朝電話で連絡するだけに…。
他の保護者
千春から愛のいじめについて聞いた詩織の母親は激高し、運動会の準備のための保護者会でいじめについて発言し、小学校に迅速な対応を頼みました。
しかし詩織は愛と仲良しで、動画によるといじめを容認していたと思われます。
だから母に、小春が不登校になっていることを言わなかったのでしょう。
動画では他の児童もいじめを見て笑っていて、いじめを止める子はいませんでした。
しかし、その保護者たちは加奈子を非難し、「自分の子はいじめに関係ない」と言い張ります。
娘がいじめをしていましたを調べている人によくある質問
娘がいじめをしていました 犯人
「娘がいじめをしていました」でSNSに愛のいじめを告発した犯人は明らかにされていませんが、馬場小春の母である千春と考えられています。
娘がいじめをしていました いじめ内容
「娘がいじめをしていました」で愛がされたいじめは判明しているだけで、無視する、悪口を言う、ぶつかる、机の上に花を生けた花瓶を置くなどの内容です。
娘がいじめをしていました 4章
「娘がいじめをしていました」の4章では、保護者会で愛のいじめについての発言があり、そこで加奈子はいじめ動画の存在を初めて知ります。
娘がいじめをしていました 知恵袋
Yahoo!知恵袋で、「娘がいじめをしていました」に関する質問があります。
「最終回の内容を教えてください」「自分の子供がいじめをしていたらどうしますか?」などです。
まとめ
この記事では、娘がいじめをしていましたのネタバレや結末、SNS拡散の犯人やいじめの内容について解説しました!
娘がいじめをしていましたは可愛らしい絵ながら話は重く、非常に考えさせられる漫画です!
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