「呪術廻戦」の登場キャラクターの中でも人気の高い乙骨憂太ですが、宿儺との戦いの中で初めて見せた領域展開が話題となっています。
なんでもFateシリーズのパクリではないかとまで言われているのだそう。
今回は乙骨の領域展開について、読み方はじめ能力や効果、Fateパクリ疑惑の理由など解説してみたいと思います。
https://twitter.com/rinoko0/status/1825535404306731095おっこつの領域展開の能力と効果まとめ!
【呪術廻戦】乙骨の領域展開の名前は「真贋相愛」!
第249話にて、乙骨憂太は初めて領域展開「真贋相愛」を展開しました。
正確には、乙骨が作中で領域展開を試みるのは2回目なのですが、1回目は不発に終わっています。
単行本20巻第148話で、黒沐死との戦いを終えた乙骨は、同じ仙台結界にいた烏鷺亨子、石流龍の襲撃を受けます。
三すくみとなり、三者はそれぞれに領域を展開するものの、そこへ倒したはずの黒沐死が乱入。
三重に重なった領域の三者間相殺、対内条件と対外条件の相違、更には予定外の侵入者といった条件が重なったため、領域は崩壊してしまいました。
ですので、乙骨の領域展開について詳しくわかるのは、第249話となります。
乙骨の領域展開「真贋相愛」の読み方は?
「しんがんそうあい」と読みます。
「真贋」とは本物と偽物のこと。
乙骨の術式は「模倣」ですので、乙骨が「模倣」を使って使う術式はいわば偽物、「模倣」のもとになった術師が使う術式が本物と言うことになるでしょうか。
「相愛」はお互いに愛し合うことですね。
これはリカのことを指しているのかもしれませんし、もしくは「模倣」のもととなった術師への敬愛のようなものを指しているのかもしれません。
領域「真贋相愛」の掌印・発動条件
「真贋相愛」の掌印は、右手は指を閉じたまま広げて腕を前に伸ばし、左手は親指を出した握りこぶしを顔の前に持ってくるという形です。
荼枳尼天(だきにてん)印がもとになっているという説があります。
発動条件に関してはよくわかっていないのですが、2回行われた領域展開のそのどちらも乙骨は指輪をはめてリカを完全顕現させていましたので、もしかしたらリカとの接続が発動条件になるのかもしれません。
領域「真贋相愛」の必中術式・能力
「真贋相愛」の必中術式は、乙骨が「模倣」でストックしてある術式の中から一つを任意で選択することが可能です。
また、必中術式の効果対象者についても任意選択ができるようです。
さらに、領域内に無数に存在する刀の一つ一つにはストックしてある術式が内包されており、その刀を持つことで必中術式とは別に、その術式を使用することができるようになります。
ただし、どの刀にどの術式が入っているのかは乙骨でも手に取るまではわからないので、完全なランダムとなります。
また、一つの刀につき1回しか使用できませんが、領域内にある刀の本数は無制限で、同じ術式を持つ刀もありますので、拾い当てることができれば同じ術式を再度使用することができます。
ちなみに、刀に入っている術式は乙骨にしかわからず、発動も乙骨にしかできないため、他の者が該当術式を使うことはできません。
乙骨の領域展開の効果は?
「真贋相愛」の効果は、無制限の術式模倣です。
生得術式は一人にひとつが原則で、通常複数の術式の併用はできません。
羂索のように、何らかの手段を使って複数の術式を所持している者もいますが、2つ~4つまでが限界なのだそうです。
九十九由基は、外付けでもしない限り脳のメモリがはちきれると話すシーンがありました。
また、複数の術式を所持している場合であっても、術式の同時運用をすることはできず、領域展開後は手持ちのすべての術式が焼き切れてしまいます。
しかしながら「真贋相愛」は、「模倣」という術式効果を経由して複数の術式効果を引き出しているため、脳が焼き切れるリスクなしで様々な術式を使用することができます。
乙骨の領域展開はパクリ?そう言われる理由は?
「真贋相愛」がパクリだと言われるのは、ビジュアルがFateシリーズのアーチャー及び衛宮士郎の固有結界「無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)」に似ているためです。
「無限の剣製」では、果てなき荒野に無数の剣が突き刺さっている心象風景が描かれます。
これが、「真贋相愛」のビジュアルに似ていると話題になりました。
また、武器を複製できたり、使った武器は使用後に崩れ去るという設定もよく似ています。
ちなみに、宿儺を演じておられる諏訪部順一さんがアーチャーも担当されているため、更に盛り上がったようです。
待ってくれ!
— ネオワサト/奏章II (@yu_neoEG) February 4, 2024
いくら乙骨先輩の領域展開が無限の剣製にそっくりだからって似てる要素が
・領域展開と固有結界はほぼ同じ
・コピー能力者の結界術
・「真贋」相愛
・使ったら崩れる武器
しかないだろ!!
….ほぼまんまやね…. #呪術本誌 pic.twitter.com/IZZibtXHfs
乙骨の領域展開はfate固有結界のパクリ?
パクリではなくオマージュと言うべきでしょう。
芥見下々先生は公式ファンブックにおいて、設定の作り方ではFateシリーズ原作者である奈須きのこ氏の影響を受けていると明言されています。
Fateには特に思い入れがあるようで、15周年記念展ではランサーのイラストを寄稿されています。
また、第249話で「真贋相愛」が披露される以前にも、宿儺の「ついてこれるか」というセリフがありました。
これはFateのアーチャーによる名セリフのひとつで、アーチャーを演じられているのが宿儺と同じ諏訪部順一さんだったことから生まれた声優ネタだと思われます。
#呪術本誌
— にワカのタイショー (@wasabitaishi) December 24, 2023
宿儺「ついてこれるか?」
CV:諏訪部順一にこの台詞を言わせる
まごうことなきアーチャーのオマージュでニヤリとするしかないから pic.twitter.com/R2IiG030BE
「おっこつ 領域展開」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は乙骨の領域展開について、読み方はじめ能力や効果、Fateパクリ疑惑の理由など解説してみました。
乙骨の領域展開は「真贋相愛」で、「しんがんそうあい」と読みます。
「真贋相愛」の効果は無制限の術式模倣です。
必中術式はストックしてある術式からひとつだけ任意で選択が可能で、他の術式についても領域内の刀に内包されているためランダムではあるものの併用することができます。
ビジュアルがFateシリーズの「無限の剣製」に似ていることからパクリ疑惑が噂されましたが、パクリと言うよりはオマージュと言う方が正しいと思われます。
模倣した術式がストックできる、術式の併用が可能という時点でチートですよね。
「真贋相愛」をアニメで見る日が今から楽しみです!
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