「ゴールデンカムイ」はサバイバルバトル漫画でありながら、アイヌの文化についても知ることができる珍しい漫画です。
アイヌ文化については様々描かれているのですが、特に目を引くのが食事。
普段目にすることのないアイヌの食文化を垣間見ることができて非常に興味深いのですが、とある料理が登場した際には非常に大きな反響がありました。
それがラッコ鍋です。
今回はこのラッコ鍋について、何話で登場したのか、ヤバいシーンは何話なのかや、相撲というキーワードについて、また実際の効果はどうなのかということまで調査してみました。
おばあちゃん「男女混合宅飲みで最後まで起きてた男5人、密室、ラッコ鍋。何も起きないはずがなく…」 >RT pic.twitter.com/bMCINJCJCj
— 斉藤MEM (@narlingstone) November 14, 2024
ラッコ鍋は何話?
【ゴールデンカムイ】ラッコ鍋とは?あらすじを紹介!
刺青人皮を求めて旅を続ける杉元達は、釧路で蝗害に遭い、番屋に避難していました。
そこで空腹を満たすために、谷垣がアイヌの老人から譲り受けていたラッコ肉で鍋を作ることに。
谷垣は、インカラマッと一緒にいた時に、ラッコ肉をもらっています。
その際には、二人を夫婦だと勘違いした老人から必ず二人だけで食べなさいとの忠告を受けたのですが、アイヌ語がわからない谷垣には伝わらず、更にインカラマッは老人の言葉の真意を理解していたがゆえに、羞恥心からその部分を谷垣に訳すことをしなかったのです。
結果的に、杉元、白石、谷垣、尾形、キロランケの男五人でラッコ鍋を食べることとなってしまいました。
ラッコ鍋を作り始めてしばらくすると、ラッコ肉の独特の匂いが立ち込め、何故だかお互いが妙に魅力的に見えてくる杉元達。
実はアイヌの間では、ラッコ肉の煮える匂いには情欲を刺激するという言い伝えがあったのです。
そのため、情欲に流された結果の不貞行為を防ぐために、夫婦やカップルなど二人だけで食べなければならないとされていました。
そんなこととは露知らず、杉元達はムラムラして火照った体を持て余していました。
その結果、相撲で気を紛らわせようということになり、ふんどし一丁の男たちがくんずほぐれつの大乱闘を繰り広げる羽目に。
最終的にはちゃんと正気を取り戻すのですが、何とも気まずい雰囲気になった杉元達なのでした。
ちなみに、鍋は空っぽになっていたので完食したようですよ。
仕事終わりに筋トレをしながら「ゴールデンカムイ」を視聴するのが日課なのですが、ラッコ鍋の回に衝撃を受けました…!😳
— れきさん@仕事垢 (@rekisan3221) October 9, 2024
なんて上品な作品なのでしょう。大好きです🥰#ゴールデンカムイ #ラッコ鍋 pic.twitter.com/deZqIFwpdt
【ゴールデンカムイ】ラッコ鍋が登場するのは漫画何巻何話?
ラッコ鍋が登場するのは、原作漫画12巻第115話~第116話です。
12巻は姉畑支遁(トップクラスの変態)に始まり、中盤に挟まれるラッコ鍋、最期には都丹庵士戦(フリチンでの戦闘)で終わるという非常に内容の濃い1冊になっています。
【ゴールデンカムイ】ラッコ鍋が登場するのはアニメ何話?
ラッコ鍋が登場するのは、アニメ第2期20話「青い眼」です。
諸事情によりカットされるエピソードがよくあるゴールデンカムイですが、このラッコ鍋回はなんとテレビアニメでもしっかり放送されました。
深夜アニメ枠だったからできたことなのかもしれませんが…、なかなか思い切りましたね。
いやぁ久しぶりにアニメ見てゴールデンカムイ見てるけどめちゃおもろすぎꉂ🤣w𐤔
— ともとも🧢🐘 (@tomchin78) November 8, 2023
ラッコ鍋はやばいꉂ🤣w𐤔
男達が発情して相撲始めるのおもろいw#ゴールデンカムイ pic.twitter.com/5J6m6kfs4h
【ゴールデンカムイ】ラッコ鍋を食べて相撲?やばい理由は?
ラッコ鍋がやばい理由については、男同士の絡みの絵面がやばいという意見と、面白すぎてやばいという意見が見られました。
裸の男たちが鍛え上げた肉体をぶつけ合い、くんずほぐれつ絡み合って相撲を取る…と書くと、どことなく淫靡な雰囲気が漂いますよね。
そこはかとなく漂うBLっぽさに、やばいという感想を持った読者は多いでしょう。
その一方で、ゴールデンカムイはやばいシーンが本当にたくさんあるので、そんなに動じないという猛者もいたようです。
ラッコ鍋の相撲は隠喩?
ラッコ鍋を食べた後の相撲は、性行為の隠喩なのではないかという意見があるようです。
作中では、発情した状態でそうした行為に及ばないように、気を紛らわすために相撲を取っているように見えます。
ただ、ふんどし一丁というほぼ裸の状態で、がっぷりよつにくんずほぐれつ…とこう書くと、ほとんどしているようなものでは…?という気にもなってきますよね。
事後の気まずい雰囲気だったり、お互いに口止めしている様子だったりと、隠喩でもおかしくはないのかもしれません。
ラッコ鍋って実際はどうなの?効果は?
ラッコ肉にそういった効果があるのかどうかは不明です。
ラッコは現在レッドリストの絶滅危惧種に指定されています。
日本でも、かつて定着していたラッコが乱獲で数を減らし、明治時代には「臘虎膃肭獣猟獲取締法(らっこおっとせいりょうかくとりしまりほう)」が成立したため、獲ることができなくなりました。
現在ではアラスカの一部で管理された中での猟が認められているだけなので、ラッコを食べることは難しいでしょう。
北海道沿岸ではラッコが生息している地域もあるようですが、見るだけにしておきましょうね。
ちなみに、現在ではアメリカからの輸入が禁止になったため、全国の水族館でもラッコの数が減っており、近いうちに見られなくなるのではないかと言われています。
「ラッコ鍋 何話」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回はラッコ鍋について、何話で登場したのか、ヤバいシーンは何話なのかや、相撲というキーワードについて、また実際の効果はどうなのかということまで調査してみました。
ラッコ鍋は、原作漫画12巻第115話、アニメでは第2期20話で登場しました。
ヤバいと言われているラッコ鍋を食べて相撲を取るシーンは、原作漫画では第116話、アニメでは第2期20話でした。
相撲とは性行為の隠喩なのではないかという意見がありますが、読んだ限りでは発情を発散させるために相撲を取っているように見えるので、実際にはしていないものと思われます。
ラッコ肉にそのような効果があるのかどうかについては、不明となっています。
非常に話題になったラッコ鍋ですが、気になるのは実写でやるのかどうか。
現在WOWOWでは実写ドラマ「ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪篇-」が放送中です。
杉元役に山崎賢人さんなど人気俳優さんたちがキャスティングされているとあって、なおさらラッコ鍋回はどうなる?とXでも話題になっているよう。
残念ながら今回の実写ドラマでは12巻まではたどり着かなさそうですので、続編があるとしたらそこに期待したいところです。
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