トレース（漫画）の壇ってどんな人？ブルータルとの繋がりは？最後についても解説！

『トレース』は、『元科学捜査官』の古賀慶先生による青年マンガで、単行本全13巻で完結しています。

「月刊コミックゼノン」にて2016年3月号より2023年4月号まで連載され、シリーズ累計発行部数は120万部を突破しています！

警察組織にもかかわらず、被害者でも警察組織のためでもなく、ひたすら真実を究明する特異な機関である科学捜査研究所（通称、科捜研）が舞台です。

この記事では以下などについて解説します！

• トレース（漫画）の壇ってどんな人？
• トレースとブルータルとの繋がりは？
• 壇の最後

トレース（漫画）に出てくる壇はどんな人物？

トレース漫画）での壇浩輝の人物像

壇浩輝は史上最年少の42歳で警視庁刑事部長に昇任し、上層部から信頼されていますが、プライベートは謎に包まれています。

23年前、壇浩輝は新妻と佐保と共に義一をいじめ、仁美を襲います。

学生時代は成績優秀で眉目秀麗で家柄も良く、そしてそれを鼻にかけずに気さくだったため、誰からも好かれていました。

そのため新妻と佐保以外は誰も、壇が義一を自殺させたくていじめていたことに気づきませんでした。

真野のことを知っていた壇は突然科捜研に視察に訪れ、真野に自分からDNAを渡します。

真野の家族が殺された事件の調査中、壇が真野の兄・義一をいじめていたことが判明。

義一に対して歪んだ愛情を抱いていた壇は、「義一の苦しむ顔を見たい」と思っていたのです。

次第にその思いはエスカレートし、「義一を自分の手で殺したい」とさえ思うようになりました。

壇は、「義一を殺害することで義一と最も強い絆で結ばれる」と考えていたのです。

しかし義一を殺せませんでした。事件の真犯人に義一を殺されてしまったからです。

義一の自殺だと報道されていましたが、壇はずっと「義一が自殺するはずがない」と信じていました。

警察官になった壇は独自のルートを使って捜査資料を入手し、真犯人を突き止めます。

自分の手で真犯人を殺そうとしましたが、義一の弟である真野に真犯人を殺させることを思いつきました。

そして「義一とよく似ている真野に殺されたい」と思うようになり…。

トレース 壇は何話で登場する？

トレース 壇は第39話「メッセージ」から頻繁に登場し、真野と直接対決します！

トレースの壇浩輝は最後漫画でどうなる？

監視役の新妻たちから連絡を受けた壇浩輝は、源家へ向かいます。

源家で「自殺しなければ弟を殺す」と義一を脅して遺書を書かせました。

そして新妻たちに義一を殺させて、無理心中に見せかけたのです。

壇の話を聞いた真野は涙を流しながら壇を憎しみのこもった目で見た後、ナイフで壇に襲いかかろうとしますが、壇に拳銃を向けられます。

壇が真野を真実にたどりつかせようとしたのは、兄の義一と同じ目をした真野をあらゆる手段で痛めつけたかったから。

壇は「真野が真実にたどりついても何もできない」と考え、真野に拳銃を差し出します。

真野は拳銃を奪って壇に向けますが、撃つことができません。

壇は真野を憐れむように見つめると、捨て台詞を吐いて立ち去ろうとしました。

しかし次の瞬間、早川が飛び出してきて壇の胸をナイフで刺します。

早川はもう一度壇にナイフを突き立てた後、その刃を自分に向けようとしますが、真野の叫び声に驚いて動きを止めました。

その隙をついて真野は早川に飛びかかってナイフを叩き落とし…!?

トレースとブルータルの繋がりは？

ブルータルはトレースの公式スピンオフ作品です！

ブルータルは原作を古賀慶先生が担当し、作画を伊澤了先生が担当しています。

ブルータルの主人公である壇は、法律で裁けない犯罪者たちを残忍に殺します。

トレースとブルータルの時系列は？どっちが先？

トレースとブルータルの時系列はブルータルが先です！

ブルータルはトレースの12年～13年前が描かれていますが、トレースより後に連載されています。

トレースは 2016年3月号より2023年4月号まで「月刊コミックゼノン」にて連載され、ブルータルは2019年6月28日から「コミックタタン」（2019年10月25日以降は『ゼノン編集部』へ統合）にて連載されましたが2024年8月現在休載中です。

トレース漫画壇を調べている人によくある質問

まとめ

トレースは内容がエグく、壇と真野の対決がアツいです！