「呪術廻戦」には様々な個性的キャラクターが多数いるのですが、夜蛾正道もなかなかに個性的ですよね。
いかつい風貌でカワイイ呪骸を創り出す、呪術高専東京校の校長で、パンダの生みの親でもあります。
そんな夜蛾学長ですが、作中での死亡シーンがありました。
今回は夜蛾学長の死亡の理由や、それにまつわる様々な疑問について調査してみたいと思います。
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.10
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夜蛾 正道
【東京都立呪術高等専門学校学長/1級呪術師】
【趣味:グラサン集め、カワイイ物が好き】
【ストレス:五条に直接言えや案件】 pic.twitter.com/gJsUrfxAY6
やが学長が死亡したのはなぜ?
死亡した理由は?
渋谷事変後、夜蛾は五条悟と夏油傑を唆し渋谷事変を起こさせた罪で、呪術総監部より死罪を言い渡され、拘束されていました。
ところが、夜蛾がパンダのような完全自立式の呪骸を作れることを問題視した総監部は、夜蛾を特級に認定し、無期限拘束の決定を下そうとしていたのです。
夜蛾は総監部に拘束されていたパンダに一目会うために逃走を図りますが、楽厳寺学長をはじめとする追っ手に遭遇。
戦いの末、命を落としてしまいます。
夜蛾に恩義を感じていた日下部により逃がされたパンダがたどり着いた時にはもう、夜蛾は息を引き取っていました。
復活の可能性は?
夜蛾学長は死亡したまま物語が完結を迎えてしまいましたので、復活はありません。
ただ、五条悟の死亡した第236話には再登場しています。
これは死に際して五条が脳内で見た光景と思われますので、実際には復活したわけではありません。
呪術廻戦の学長が死亡したのは何話?
夜蛾正道が死亡したのは、単行本17巻第147話です。
夜蛾学長は特級呪術師なのか?
夜蛾正道は1級呪術師です。
1級術師だったのですが、いわれのない罪で拘束されている間に、完全自立型人工呪骸であるパンダの存在が問題視され、その能力から特級に認定する動きがありました。
特級呪術師の定義づけとしては、「単独での国家転覆が可能であること」を条件としていて、現代最強の術師である五条悟や、呪霊操術を持つ夏油傑、底なしの呪力量と模倣術式を持つ乙骨憂太、仮想の質量を自在に操る九十九由基などが認定されています。
夜蛾正道の呪骸に関しては作中で2種類あります。
- 虎杖が夜蛾との面談の際戦ったキャシィや呪力出力を保つためのトレーニングに駆り出されたツカモトのように、自我を持たない呪骸
- パンダのように呪力の自己補完が可能で自我を持つ呪骸
#呪術廻戦 キャラクターファイル No.81
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タケル
【完全自立型の呪骸】
【天元が守っている森に住む】 pic.twitter.com/bAdB92qPkv
後者の完全自立型人工呪骸を大量に作ることができれば、軍隊としての運用も可能となります。
これが、特級認定の条件である「単独での国家転覆が可能であること」にあてはまるわけですね。
実際には「特級認定の動きがある」とほのめかされただけで、認定される前に夜蛾学長は死亡してしまいましたので、おそらく最後まで1級のままだったのではないでしょうか。
やが学長の呪いの意味は?
夜蛾正道が楽厳寺嘉伸に遺した呪いとは、以後のパンダや呪術界に関することだったと考えられます。
夜蛾は楽厳寺との戦いの後自らの死を覚悟し、それまで拒んでいた完全自立型呪骸の作り方を楽厳寺に明かしています。
もともと、夜蛾と楽厳寺の関係は悪くなく、信頼している様子もうかがえました。
楽厳寺は夜蛾の襲撃の際に術師を一人連れていましたが、やはり夜蛾に対して何かしらの想いを持っていたのか、その術師を最後には下がらせています。
つまり、夜蛾と楽厳寺のふたりきりの状況で、パンダに関する秘密を打ち明けたんですね。
夜蛾の死後、存在が公になっている唯一の完全自立型呪骸であるパンダの処遇に関しては、あまり楽観的には考えられません。
また、パンダは亡くなった夜蛾の子供達を核にして作られた呪骸であるという考察もあり、なおさら遺していくことが心配ですよね。
そういった事情から、信頼できる楽厳寺だけに真実を明かし、自身の死亡後のパンダや、ひいては呪術界の未来について託すという行動を、「呪い」と表現したのではないでしょうか。
信用できない呪術総監部ではなく、信頼関係のある楽厳寺にだけ話したかったというのが、ここまで黙秘を続けていた理由でしょう。
七海健人の死亡シーンでも、虎杖に「後を頼む」ということが彼への呪いになると自戒するシーンがありましたよね。
託された方は何らかの行動的制限を受けてしまうものですから、これを「呪い」と表現したのでしょうね。
ホント呪術はほんの些細な言葉でさえも、受け取った人の呪いになる…
— ちくわ (@Chi_Kuwa5w) April 25, 2021
『呪術師に後悔のない死は無い』夜蛾学長の言葉通りだ…後悔が言葉に、そして生き残った人を呪う、そうやって次へ次へと呪術師の託した呪いが廻る…コレが”呪術廻戦”なんだ…
#呪術本誌 #呪術廻戦 #wj21 pic.twitter.com/U3g8OkIlaZ
やが学長の声優は誰?
黒田崇矢さんです。
黒田さんは元俳優で、大河ドラマなどのご出演もあったのだとか。
バリトンボイスが素敵な声優さんですね。
「やが学長が死亡」を調べている人がよく思う質問
まとめ
今回は夜蛾学長の死亡の理由や、それにまつわる様々な疑問について調査してみました。
夜蛾正道は、渋谷事変を唆した罪で死罪となっていましたが牢から逃亡、追っ手の楽厳寺との戦いの末死亡しました。
夜蛾は1級呪術師でしたが、パンダのような完全自立型呪骸を創り出すことができる能力により等級を見直し、特級の認定目前でした。
信用できない呪術総監部ではなく、信頼関係のあった楽厳寺に秘密を打ち明けることで今後を託すことを、「呪い」と表現したものと思われます。
パンダはあんな感じなのに、パンダにまつわるエピソードは結構重いんですよね…。
夜蛾正道の死亡回である第147話も、涙なしでは読めません。
アニメ化が楽しみなエピソードのひとつでもあります。
このエピソードは渋谷事変直後のお話になるので、おそらく続編での映像化があると思います。
ハンカチを用意して待ちましょうね。
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